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【講談CD】 講談名演集〜赤穂義士銘々伝、寛永三馬術、ねずみ小僧次郎吉など(CD5枚組)
古くはかの大久保彦左衛門の手柄話が発祥と言われる講談。軍記物や政談など主に歴史にちなんだ話を、抑揚をつけ、迫力満点に語る芸で、浪曲や怪談噺は講談より派生し、仏教法話の一種、節談説教にも大きな影響を与えている。演目の多くが歌舞伎や落語の演目の基となっており、忠臣蔵や大岡政談、四谷怪談に真田十勇士など小説、映画、テレビ時代劇と幅広く展開している。一時は消滅の危機にもあったが、女流講談師の増加もあり、再注目されている。今に残る講談全盛期の5人の人気講談師の名演10演目を収録した貴重な講談・講釈音源CD全集。監修・解説は、保田武宏氏、吉田修氏。
解説書付(16ページ 【解説書特典】一龍斎貞水対談-懐かしの本牧亭)
【赤穂義士銘々伝】 赤垣源蔵 徳利の別れ
七代目・一龍斎貞山
赤穂義士銘々伝と怪談噺を十八番とした一龍斎貞山の人気演目。討入前日、死出の別れに兄を訪ねた赤垣源蔵だが兄は留守。事情を知らぬ義姉は冷たく、一人持参の徳利の、酒を飲みつつ兄の羽織に語りかける(31分)。
【赤穂義士銘々伝】 神崎の堪忍袋
七代目・一龍斎貞山
浪曲『神崎東下り』でも知られる物語。吉良邸討入を前に江戸へ急ぐ赤穂義士・神崎与五郎。通りかかりし浜松の宿。酔っぱらった馬子の丑五郎に難癖をつけられ、思わず・・・しかし!(23分)
【赤穂義士銘々伝】 三村次郎左衛門の薪割り
五代目・一龍斎貞丈
吉良邸討入に備え、薪割稼業に身を窶し、江戸に潜伏する赤穂義士・三村次郎左衛門。刀研ぎの店主・竹屋喜平次と昵懇になるが・・・。討入前と討入後の二人の交流を描く(32分)。
寛永三馬術・曲垣と度々平
五代目・宝井馬琴
曲垣平九郎の馬術の極意を盗もうと、度々平と名を変え、中間として仕える向井蔵人。正体がばれては元も子もないと仕える度々平だが・・・(28分)。
柳生旅日記・一突き半助
五代目・宝井馬琴
テレビ時代劇の人気者、柳生十兵衛に纏わる講談。尾張に到着した柳生十兵衛の元に尋ねてきた一人の男。半助は10日間で柳生新陰流を伝授してほしいと頼むのだが・・・(29分)。
宇都宮釣り天井
六代目・一龍斎貞水
徳川幕府開闢の功臣、本田正純改易の原因と言われる宇都宮釣天井事件を講談化。日光ご社参の徳川秀忠の暗殺計画を知る大工の棟梁・吉兵衛。釣り天井の普請はどのように進められるか(27分)。
鼠小僧次郎吉・雪の小仏峠
六代目・一龍斎貞水
人間国宝・一龍斎貞水の名演。弱きを助け強きを挫く、正義の悪党、ねずみ小僧次郎吉の若き日を語る。甲州路を上方へ向かう次郎吉が差し掛かった雪の小仏峠。三人組の悪党の鼻あかす次郎長の智恵と度胸の大芝居(28分)。
八軒長屋
四代目・邑井貞吉
明治中期。本所業平町、八軒の貧乏長屋に暮らす住人の人情溢れる心意気を描く新講談。長屋ものの人気作(32分)。
甲斐の勇吉
四代目・邑井貞吉
邑井貞吉の出身地、山梨県を舞台にした講談。明治の春、柳橋芸者の梅吉がスリに会うが、一人の書生がなんなく簪を取り返し・・・(28分)。
亀甲縞大売出し
五代目・一龍斎貞丈
伊勢藤堂藩は特産の綿花が凶作で財政危機に! 足軽上がりの杉立治兵衛は、亀甲縞の反物で藩の財政を救おうと試みるが、大阪の商人に足元を見られ、価格を値切られます。これでは藩は救われません。しかし治兵衛は一計を案じ、大逆転を狙います(28分)。
商品コード : IS81212N03400 |
製造元 : 日本国 |
価格 : 9,900円(税込) |
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