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【朗読CD】浅沼稲次郎『私の履歴書』〜日本社会党書記長・委員長の自伝〜(CD)
戦前から政治家として活躍し、演説百姓、人間機関車の異名をとった日本社会党元書記長・元委員長の浅沼稲次郎氏の自伝を、石原玲が朗読。
東京都江東区のアパートに30年間住み、団地の片隅の狭い庭で植木いじりをするのが好きだったという浅沼氏。氏の社会主義への傾倒はけっして見せかけではなく、
正妻になれなかった母の苦労、糊口を過ごした青年期の思いが募った正真正銘の願いだった。東京下町での人気は絶大で、労働者たちは浅沼を深く尊敬し、慕っていたという。
浅沼稲次郎は1960年10月12日、日比谷公会堂での3党首立会演説会で演説中、反共主義の未成年に刺殺される。田中角栄は政敵の死にいの一番に葬儀場に駆けつけ、最後までその葬儀を見守ったという。また、時の総理大臣・池田勇人氏は衆議院本会議で喪章をつけ、追悼演説を行った
。
「私はこの議場に一つの空席をはっきりと認めるのであります。その人を相手に政策の論議を行おうと誓った好敵手の席であります。(中略)
いま、その人はなく、その声も止みました。私は誰に向かって論争を挑めばよいのでありましょうか。」
主義主張の異なる人にも認められ、違う立場の人とも共に歩もうとした好漢・浅沼稲次郎氏の生涯をお聞きください。約63分収録。
商品コード : IS81212N01655 |
製造元 : 日本国 |
価格 : 1,650円(税込) |
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