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講演・古代日本〜聖徳太子の功績、古代日本最大の内乱・壬申の乱(CD2枚組)
今もなお謎多き古代日本の政治。
天皇家をも巻き込んだ蘇我と物部の対立、聖徳太子と蘇我馬子による統治、蘇我家の専横と大化の改新、天智天皇死後の血で血を洗う内乱・・・天皇の位と政治の実権を巡って繰り広げられる泥沼の政治劇は、多くの小説家や漫画家の興味をひき続けている。本作では、古代国家成立の研究者として名高い京都大学名誉教授・上田正昭氏と異色の歴史学者として脚光を浴びる遠山美都男氏の講演で、日本古代史の謎とおもしろさの一端に触れていただきます。
聖徳太子の功績〜和を以て貴しと為す
【講師:上田正昭 / 約48分収録】
日本古代国家創成期の資料は極めて限られており、近年は「聖徳太子不在説」まで生まれている。本講座では、日本と中国に遺された貴重な資料を基に聖徳太子の実在を説き、聖徳太子の代表的功績として知られる『冠位十二階』『十七条の憲法』の制定について詳しく解説する。「和を以て貴しと為す」。『十七条の憲法』に記された冒頭の文字はあまりに有名であるが、この『十七条の憲法』こそ現代に続く日本人の根幹かもしれない。さらに話は遣隋使に及び、「日出処天子」の一節に及ぶ。
古代日本最大の内乱・壬申の乱
【講師:遠山美都男 / 約61分収録】
天智天皇(大化の改新で有名な中大兄皇子)の死後、天皇位を巡り起った古代日本最大の内乱、壬申の乱。天智天皇の弟・大海人皇子(後の天武天皇)と天智天皇の長子である大友皇子(明治時代、弘文天皇と追号)との間に起ったこの血生臭い事件の真相をえぐる。また正確には天智までは大王であった称号が、天武より天皇と改められた理由、なぜ明治時代になって大友皇子に弘文天皇の称号が追号されたかなど、壬申の乱を巡るさまざまな疑問を紐解く。
商品コード : IS81212N09172 |
製造元 : 日本国 |
価格 : 4,840円(税込) |
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