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《落語CD》 入船亭扇辰の江戸落語:左甚五郎・竹の水仙 / 団子坂奇談(CD)

講談や浪曲を落語に仕立てることはよくありますが、入船亭扇辰さんはけっこう得意のようです。『竹の水仙』はご存じ、左甚五郎もの。もっとも有名な話かもしれません。『団子坂奇談』は『かいな喰い』『脛かじり』ともいわれる怪談噺です。定番の名作落語『竹の水仙』はともかく、どうしても陰気な怪談噺、『団子坂奇談』をここまで聴かす・・・入船亭扇辰、見事なものです。



入船亭扇辰の江戸落語 収録演目


入船亭扇辰 『団子坂奇談』

侍の次男坊が、蕎麦屋の一人娘おきぬに一目惚れ。武士をやめて蕎麦屋を継ぐことを決意する。一流の蕎麦屋をめざし、おきぬの父の元で修業するのだが・・・。

入船亭扇辰 『左甚五郎・竹の水仙』

宿屋に泊まること1週間。宿賃がないという客に憤る主人。すると、その客はそそくさと彫りものを始める。作ったのは竹細工の水仙の蕾。主人は客に言われたように、竹筒に水を入れ、その蕾を生け、軒先に出しておいた。不思議な客は、この竹の蕾が金になる、と豪語するのだが・・・。


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