お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

瀧川鯉昇の落語は、てんぷらのしいたけに似ている気がする。
海老のように目立ちもしないし、キスのように大ファンがいるわけでもない。
烏賊やなすのように定番でもないし、掻揚げのように独特の個性もない。
しかし、うまい！！
無理やり食わせようとするわけでもないのだが、
箸休みもかねて、一かじりすると、ジュワッとおだしが出てきて、
他の食材では味わえない美味である。
もう１個と思うのだが、海老などと違って２本はついていない。
多くて、小さめのが１個、下手したら半個である。
この足りないのが、また……ええ……。
肩に力がいれず、聞く方も聞かす方もサラリと聴いて、
サラリと笑う、そんな寄り添うような噺をどうぞ。

おまけ ：先代小柳枝を語る２ 収録

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