お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

尺八と笛は、共に日本の伝統的な木管楽器です。尺八は中国大陸より伝来し、中世から近代にかけて発達した楽器で、標準的な長さが一尺八寸だったことで尺八と呼ばれるようになったとも云われます。 新竹の根元、七個の節を含むように作られ、幻想的で神秘性のある音色が魅力です。笛は縄文時代より愛される日本古来の楽器で、古くはの唐より人と天を繋ぐ音色と賞されました。能や歌舞伎、祇園囃子で使われる能管や雅楽の龍笛、庶民が愛す篠笛がよく知られます。
　和楽器には、縄文・弥生の古代より受け継がれた日本固有の楽器と、唐などからの渡来楽器を日本の風土に合わせ改良したものがございます。日本の動植物を用い、 私たち日本人の琴線に触れつ音楽を奏で続けたことで、自然と和楽器の在り方には、私たち日本人の魂と相通ずるものつつ育まれたのかもしれません。
　日本を代表する尺八と笛の世界、その歴史、構造、流派、そして美しい演奏でお楽しみください。小学校、中学校、高校などでの音楽教材、図書館にもオススメです。全81分収録。

尺八・笛入門講座〜和楽器の世界より〜　収録内容

尺八・笛入門講座　概要

尺八の歴史 ／ 尺八の構造 ／ 琴古流尺八と郡山流尺八 ／ 尺八の奏法 ／ 尺八の魅力 ／ 尺八の演奏
能管と篠笛 ／ 笛の暦史 ／ 篠笛の演奏 ／ 尺八の製作（職人の尺八制作）

尺八・笛の演奏

• 望月美沙輔『荒城の月』
• 長唄『越後獅子』
• 青木彰時×青木麻衣子『千鳥の曲』
• 尺八四重奏曲『衆頼』（山本邦山作曲）