お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

昭和の世阿弥と呼ばれた観世寿夫。七世・観世銕之丞（観世雅雪）の長男として生まれ、戦後の混乱期に能楽復興に尽力した。能楽以外の演劇人や音楽家との幅広い交流でも知られ、その中で能楽への理解を深めたとされる。世阿弥の能芸論を軸に、能の本質を問い続けた観世寿夫氏の遺著『心より心に伝ふる花』は、能楽や日本の伝統芸能を学ぶ人にとっては必読の書とされている。
　早世した近世能楽中興の祖。観世寿夫の名演をぜひお楽しみください。全92分収録。

昭和の世阿弥 観世寿夫・能楽名演集　収録内容

• 観世流能『俊寛』

  【シテ】観世寿夫　【ツレ】永島忠侈、浅井文義　【ワキ】宝生弥一　【アイ】山本則直　【笛】一噌幸政　【小鼓】鵜澤寿　【太鼓】瀬尾乃武　【地頭】観世静夫　（1975年/観世能楽堂）

• 観世流能『猩々乱』

  【シテ】観世寿夫　【ワキ】宝生弥一　【笛】寺井政数　【小鼓】幸祥光　【大鼓】金春惣右衛門　【太鼓】金春惣右衛門　【地頭】観世銕之丞　【副地頭】観世静夫　（1964年/梅若能楽学院）