お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

「狂言」という言葉は、もともと道理に合わない物言いや飾り立てた言葉を意味する 仏教用語の「狂言綺語」に由来すると云われる。そんな縁からか、 狂言にはお寺さま＝僧侶さんがよく登場する。本作収録の『無布施経』も、 そんなお寺さんの困っちゃった仕草を面白おかしく描いている。
　京都の茂山狂言は、猿楽本流たる大和猿楽系狂言の流れを汲む大蔵流の一派で、 一般の私たちにも楽しめる、親しみやすい狂言＝お豆腐狂言をめざされている。
　茂山狂言会がお贈りする楽しい狂言、ぜひお楽しみください。
全72分収録

狂言　無布施経

僧：茂山千作、施主：茂山七五三
檀家で読経を済ませた僧侶。帰ろうとするが、なかなｋお布施を渡してもらえない。いったんはあきらめて帰ろうとするが、あきらめきれずに戻ってくると、雑談や説法に事寄せて、フセのつく言葉をくり返してみるのだが・・・。（1999年収録）

狂言　萩大名

大名：茂山千作、太郎冠者：茂山正邦、茶屋：茂山千五郎
京都から帰国する大名が、萩に立ち寄り、名高い庭園を見物に出かける。太郎冠者は、庭園の亭主が和歌好きで必ず一首所望することを知り、あらかじめ萩の花を詠んだ和歌を大名に教えておくのだが・・・。 （2001年収録）