昭和を代表する能楽評論家・三宅襄氏による能楽鑑賞入門。三宅襄氏は、報知新聞、朝日新聞への能評執筆を皮切りに、『謡曲界』『金剛』の編集者、『観世』主筆の後、能楽協会設立に参加、書記長、機関誌「能」の編集長、常務理事を歴任され、戦後の能楽普及に多大な貢献をされた。能のすべてに精通した三宅氏ならではの切れ味のよい講座となっている。鑑賞歴に合わせ、徐々に深く味わえるように、3冊が構成されている。
各巻 2,718円(税別)
選択欄からお好きな作品を選びください。
能楽・能鑑賞講座(1)
能の代表的演目22番の曲趣と位、各流における演出・演技を詳しく解説。能鑑賞の入門書として、能をさらに深く味わうための手掛かりとしてもお奨めの1冊。
B6版並製本・350ページ。
能楽・能鑑賞講座(2)
昭和初期の名人、二十四世・観世左近師や二世・梅若万三郎師らと同じ時代を生きた三宅襄氏が語る能楽鑑賞講座・第二弾。
B6版並製本・278ページ。
能楽・能鑑賞講座(3)
三宅襄氏の能楽鑑賞講座の完結編にあたる作品。能をどのように鑑賞すればよいかを、わかりやすく、優しい表現で示俊している。
B6版並製本・288ページ。