お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

太夫の義太夫浄瑠璃と、義太夫三味線、人形遣いが三位一体になってお届けする日本の伝統芸能、文楽（人形浄瑠璃）。国立劇場・国立文楽劇場に残された数ある名演から、 『嬢景清八嶋日記・日向嶋の段』と『桜鍔恨鮫鞘・鰻谷の段』を収録した文楽DVD。文楽＝人形浄瑠璃の世界をお楽しみください。全155分収録。
封入解説書つき ／ 日本語字幕つき（詞章のみ）

嬢景清八嶋日記・日向嶋の段

能楽『景清』、歌舞伎『景清』に通ずる文楽『景清』の名場面。日向に流された平家の侍・景清の娘・糸滝は、我が身を苦界に沈め、その金で父を都に呼び戻し、士官をさせようと考えていた。 その孝行心に心に動かされた左次太夫は、糸滝を連れ、景清に会いに日向へ向かう。巡り合った景清は既に両目の光を失い盲目となっていた。景清は、自らは既に餓死したと伝え、糸滝を追い返すが、 左次太夫から金包みを渡され・・・。

• 【太夫と三味線】竹本住太夫×五代・鶴澤燕三
• 【人形遣い】景清（初代・吉田玉男）、左治太夫（吉田文雀）、糸滝（桐竹紋壽）

桜鍔恨鮫鞘・鰻谷の段

「許して下され八郎兵衛殿」の名台詞で知られる人気作。元武士の古物商・八郎兵衛は旧主家のため金の工面に奔走していた。事情を知ったお妻とその母は、好色な香具師・弥兵衛に身を任せ、 金を作り出すと、夫を愛想づかしする振りをする。お妻らの真意を知らず、裏切られたと思い込んだ八郎兵衛は、お妻とその母を惨殺する。その直後、難を逃れた娘のお半が、 八郎兵衛に、お妻の遺言を伝える。文字が書けなかったお妻は口移しで、遺書をお半に伝えていただのだが・・・そして・・・。

• 【太夫と三味線】竹本緑太夫×鶴澤清友
• 【人形遣い】八郎兵衛（吉田文雀）、お妻（二代・吉田文昇）、お妻の母（吉田玉五郎）