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【義太夫節浄瑠璃 竹本駒之助 女流義太夫傑作集(CD11枚組)

17世紀後半に竹本義太夫によって創始された三味線音楽、義太夫節
文楽などの音楽として洗練された後、江戸後期には純粋な音楽としても盛んに演奏されるようになった。
太夫の語り(浄瑠璃)三味線の演奏で構成された義太夫節浄瑠璃は、
太棹義太夫節三味線の重厚で迫力ある演奏と、
場面ごとの情景や雰囲気、登場人物の喜怒哀楽の心情を、聴くものに伝えてくる。

本作には、女流義太夫の第一人者であり人間国宝竹本駒之助師の10演目を収録している。
竹本越路太夫の本格的な芸を現代に受け継ぐ竹本駒之助師義太夫節
そのはっきりとした語り口は、素浄瑠璃であっても人形芝居の場面を彷彿とさせる。
文楽・女流義太夫を通じて現代最高峰の芸をお味わいください。
■ 「ひらがな盛衰記」神崎揚屋の段
◇ 前弾〜
◇ 雪やみぞれや花散る嵐〜
◇ 梅が枝「この姉様はなぜ遅い〜
◇ 煙草引き寄せくゆらする〜
◇ 何心なく語るにぞ〜
◇ 後見送りて梅が枝は〜
◇ 梅が枝「伝え聞く無間の鐘をつけば〜

■ 「本朝廿四孝」十種香の段
◇ 前弾〜
◇ 蓑作「あの泣き声は八重垣姫よな〜
◇ 泣く声洩れて一間には〜
◇ 思わず一間を走り出で〜
◇ 言う顔つれづれ打ち守り〜
◇ 突きやられてはさすがにも〜
◇ あとに不審は八重垣姫〜

■ 「一谷嫩軍記」林住家の段
◇ 前弾〜
◇ 風誘う、道の時雨も恋ゆえに〜
◇ 折節納戸の暖簾上げ〜
◇ 時しも一間騒がしく〜
◇ 折節風に誘われて、間近く聞こゆる〜
◇ 勇力無双の働きに〜
◇ 隙もあらせず表の方〜
◇ 思いの種や涙の種〜

■ 「曲輪□」吉田屋の段
◇ 前弾〜
◇ 冬編笠も垢ばりて〜
◇ お寒かろうと喜左衛門〜
◇ 過ぎし夜すがの連弾を〜
◇ 無残やな夕霧は〜
◇ 夕霧涙もろともに〜
◇ かかる所へ下女端女〜

■ 「良弁杉由来」二月堂の段
◇ 前弾〜
◇ 良弁「ハテ心得ぬ、一方ならぬこの杉は〜
◇ 申し上ぐるも面伏せ、〜
◇ 良弁「そなたが今の物語〜
◇ 見合わず顔にはらはらはら〜


■ 「艶容女舞衣」酒屋の段
◇ 口上〜
◇ 宗岸涙の目をしばたたき〜
◇ 半兵衛門の涙の内よりも〜
◇ 跡には園が憂き思い〜
◇ かかる哀れも知らぬ子の〜
◇ こなたはお園がなお涙〜
◇ 半七は歯を喰い締め〜
■ 「傾城恋飛脚」新口村の段
◇ 口上〜
◇ 跡には門口はたと閉め〜
◇ 孫右衛門は老足の〜
◇ 大坂を立ち退いても〜
◇ 折から聞こゆる多くの人言〜

■ 「妹背山婦女庭訓」金殿の段
◇ 前弾〜
◇ お三輪「さあさあさあ、ひょんな事ができてきた〜
◇ お三輪「唄いまする」と泣く泣くも〜
◇ お三輪「エエ胴欲じゃ、エエ胴欲じゃ〜
◇ 彼が父たる蘇我の夷〜
◇ 今国不憫いやましに〜

■ 「壺坂観音霊験記」沢市内より壺坂寺
◇ 前弾〜
◇ 鳥の声、鐘の音さえ身にしみて〜
◇ お里「エエソリャ胴欲な沢市様〜
◇ 初めて聞きし妻の真実〜
◇ 伝えきく壺坂の観世音は〜
◇ 憂きが情けか、情けが憂きか〜
◇ 岩を建て、水をたたえて壺坂の〜
◇ 跡に沢市ただ一人〜
◇ かかることとも露知らず〜
◇ ほんに思えばこの身ほど〜
◇ 頃は如月中空や〜

■ 「義経千本桜」すし屋の段(前編)
◇ 口上〜
◇ お里「もう戻らるるでござんしょ」と、〜
◇ げに夫をば大切に思う掟を幸いに〜
◇ 権太「申し母者人〜
◇ 親子が具合の最中へ〜
◇ 行く弥助をば引き止め〜
◇ 娘お里は今宵待つ〜
◇ 神ならず、仏ならねばそれぞとも〜
◇ 維盛「はるばるの旅の空、〜
◇ 仇な枕も親どもへ〜
◇ 村の役人駆け来たり〜

■ 「義経千本桜」すし屋の段(後編)
◇ ようすを聞いたか、いがみの権太〜
◇ 矢筈の提灯梶原平三景時〜
◇ 『維盛夫婦餓鬼めまで〜
◇ 見送る隙間、油断見合わせ弥左衛門〜
◇ 三千世界に子を殺す〜
◇ 権太「おいとしや親父様〜
◇ 母は悲しさ手負いに取りつき〜
◇ 弥左衛門「エエ聞こえぬぞよ権太郎〜
◇ 悔やみに近き終り際〜
◇ 維盛の、首には輪袈裟〜

商品コード : IS81212N05511
価格 : 36,300円(税込)
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