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女流義太夫・竹本駒之助『近頃河原の達引・堀川猿廻しの段』(CD)

そりゃ聞こえませぬ伝兵衛さん・・・。
人の落目を見捨てるを、廓の恥辱とするわいなあ・・・。

 世話浄瑠璃の代表作とされる『近頃河原の達引・堀川猿廻しの段』を、人間国宝・竹本駒之助の浄瑠璃と、鶴澤津賀寿、鶴澤寛也の三味線で味わう1巻。死出の旅にでる妹たちを見送る不器用な兄・与次郎と母。別れの猿回しを二本の太棹が奏であげる。日本の伝統芸能の凄みで魅せる迫真の舞台。
(2009.7.22/国立演芸場録音)
【浄瑠璃】竹本駒之助 【三味線】鶴澤津賀寿 【ツレ弾】鶴澤寛也


女流義太夫・竹本駒之助『近頃河原の達引・堀川猿廻しの段』


 夫婦約束をした伝兵衛が、身請け金300両を奪い取った横渕官左衛門を喧嘩沙汰の末に殺害。祇園の遊女・おしゅんは伝兵衛と会わぬよう実家へ帰される。おしゅんの兄・与次郎は猿廻しで生計を立てていたが、おしゅんを優しく迎え、お尋ね者となった伝次郎への退き状を書かせる。
 ある晩、伝兵衛が与次郎の家に現れる。逃亡中の殺人犯に震えつつも、与次郎は妹に書かせた退き状を伝兵衛に渡し、立ち去ってくれるように頼む。しかしその手紙は退き状ではなく、伝兵衛と一緒に死にたいという妹おしゅんの覚悟の手紙だった。おしゅんを巻き添えにするつもりなど毛頭なく、一目会いたかった伝兵衛はおしゅんに与次郎や母親と末永く元気でいてほしいと頼むのだが・・・。


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