お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

人気ドラマ『北の国から』の1992年スペシャル版のブルーレイ化。
　1989年スペシャルの続編となり、前作で登場した緒形直人演じる和久井勇次（緒形直人）も引き続き出演している。五郎と純、蛍のすれ違いが多くなる話で、親離れし、どんどん自分の世界を構築していく子供たちと、子供たちによかれと一生懸命に尽くすが。却って子供たちの負担になってしまう五郎の溝が表面化する。誘惑の多い東京で、不安定な仕事を続ける純は、ある意味トラブルメーカーになってしまっている。五郎は純の為に必死に奔走するのだが、そのことが却って純の心にわだかまりとして残ることには気づかない。人間という存在の悲しさと愛らしさ、家族の温かみと束縛・・・見る人、見るとき、で感じ方が変わる一作。

北の国から '92巣立ち　あらすじ

　北海道富良野の風物詩、北海ヘソ祭りの夏。五郎は、中畑（地井武男）の小屋に住み、丸太小屋再建をめざしていた。一方、純は東京でガソリンスタンドに努め、蛍は旭川の看護学校に通い続けていた。けれど子供たちは子供たちでいろいろ事情があり、蛍は長く富良野に帰っていなかった。たまに休みがあっても富良野には帰らず、富良野駅のさらに先、帯広の畜産大学に通う恋人・勇次（緒形直人）に会いに行っていたのだ。五郎には言えずにいたが、富良野の病院には努めず、勇次の叔父が経営する札幌の大病院に努めようと思っていたのだ。
　そして純は・・・。純はピザ店で働く通称トロ子こと松田タマ子（裕木奈江）と知り合い、一線を越える仲になってしまう。タマ子は妊娠、そして堕胎をし、病院に駆けつけた純は、タマ子の叔父（菅原文太）に殴りつけられる。父の五郎も富良野から駆けつけ、純と共に詫びるが、叔父は許そうとはしなかった。富良野に帰った五郎は、いかにして息子の不始末を詫びようかと思い悩み・・・。