お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

戦後の激動と、呪われた血の軌跡。愛憎渦巻く思いが生み出す連続殺人事件の数々。
横溝正史の探偵小説『金田一耕助』シリーズ全編には、禍々しくも、しかし逃れられない人間の性が影を落とす。古谷一行演じる金田一耕助が立ち向かう危険で隠微なる謎の行きつく先には、戦慄の事実とはかなく悲しい人の情が隠されている。
　横溝正史と金田一耕助の名を知らしめた伝説の名シリーズ『古谷一行の金田一耕助』シリーズをお楽しみください。

不死蝶 古谷一行テレビ版　概略

　射水きっての名家、矢部家の当主・杢衛（小沢栄太郎）から事件調査の依頼を受け、日和警部（長門勇）と共に調査へ向かう金田一耕助（古谷一行）。射水には矢部家と並ぶ玉造家という名家があり、23年前、杢衛の次男・英二が、玉造の娘・朋子（竹下景子）に鍾乳洞で殺害され、朋子も自殺するという事件が起きていた。現在、射水に逗留するブラジルのコーヒー王ゴンザレスの養女・鮎川マリ（竹下景子）の母が死んだはずの朋子ではないか、と杢衛は疑っていたのだ。それほど玉造朋子と鮎川マリは生き写しだったのだ。調査を進める金田一と日和警部だつたが、ある日、矢部杢衛が死体となって発見され・・・。
　ブラジルの日系人社会も巻き込んで調査が進められることになる。（全３回）