お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

森繁久彌・社長シリーズの番外編のような作品。酒造会社・清水屋を舞台に清水二十八人衆と呼ばれる口八丁手八丁の社員たちが、ライバルの黒駒醸造と雌雄を決す、という筋立て。清水次郎長伝ファンにはうれしいくすぐりが各所に隠されている。森繁久彌、小林桂樹、加東大介、三木のり平、フランキー堺、有島一郎に加え、悪役・東野英治郎も定着。さらに久慈あさみ、英百合子、草笛光子、新珠三千代、司葉子の女優陣。夏木陽介、宝田明、志村喬、藤木悠、児玉清などゲストも充実。All-Castの賑わい。脚本は笠原良三氏。

サラリーマン清水港＆続・サラリーマン清水港　あらすじ

　サラリーマン清水港

黒駒醸造と熾烈な商戦を繰り広げる酒造会社・清水屋だったが、酒の大量買い付けのために来日した邱六漢（フランキー堺）と、秘書課長の石井松太郎、通称・石松（小林桂樹）が酒の席で大喧嘩。石松は社長の長五郎（森繁久彌）から禁酒を厳命される。ところが邱六漢は、この酒席で石松が飲んでいた焼酎『清水湊』を高く評価！　翌日、清水湊の大量契約を申し込んでくる。清水湊の原料、乾し芋を確保しようと四国に急行する長五郎と石松だが、芋会社の社長・都田吉兵衛の元には既に黒駒の買収の舞の手が迫っていた。

　続サラリーマン清水港

　長五郎はバー・バタフライのマダム千代子（草笛光子）とその婚約者で酒屋神戸屋の長吉（宝田明）から融資を頼まれてしまう。ところが折からの集中豪雨で清水屋は大騒ぎ。資金を使い果たした長五郎だが、神戸屋の債権者が安濃徳銀行、黒幕は黒駒醸造と聞いてはほっとくわけにもいかない。策を講じるが悉く失敗に終わる。そんな折、先日、長五郎が営業に失敗した酒蔵三州屋の主人・吉良仁吉（河津清三郎）が自分が金を出そうと言い出すのだが・・・。