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森繁久彌の喜劇・とんかつ一代:川島雄三監督(DVD)
脚本家・八住利雄の『喜劇とんかつ一代』を柳沢類寿が脚色。鬼才・川島雄三が監督したコメディ映画。
とんかつ一代の中でも、ポンチ軒、楽天、蓬莱屋、井泉などトンカツの名店が実名で紹介されるほど、この映画が発表された1963年当時からトンカツは大人気だった。主題歌『とんかつの唄』も大人気で、令和の今も『とんかつ一代』という名のとんかつやさんが存在している。見たらトンカツが食べたくなるので、予めお肉を用意しておくことをオススメする。いい映画です。全93分/モノクロ映画。
喜劇とんかつ一代 あらすじ
上野本牧のとんかつ屋『とん久』の亭主・久作(森繁久彌)はもともと将来を嘱望されたフランス料理のコックだった。青竜軒のコック長・伝次(加東大介)は急にフランス料理を捨て、妹の柿江(淡島千景)と出て行った久作に怒り、絶縁を言い渡していた。伝次は知らなかった。伝次が内心、息子の伸一(フランキー堺)に店を継がせたいことに気づき、久作が自ら身を引いたこと。妹はそんな意地っ張りだが人情もろい久作に惚れてついていったことも。
大学出の伸一は新しいムードレストランの経営をめざしており、伝次の思うようにはいきそうにない。嫁さん候補だった琴江(池内淳子)は貧乏学者の元に嫁いでしまい、伝次はとん久に出入りするお肉屋の娘・とり子(団令子)に惹かれているようだ。はたして久作は、柿江は、伝次は、伸一は、幸せになれるのだろうか?
商品コード : IS81212N11413 |
価格 : 2,750円(税込) |
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