お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

古典文学の最高峰『源氏物語』の世界観を、市川雷蔵が出演した大ヒット映画２作をのＤＶＤをセットにて。
　『新源氏物語』は川口松太郎の小説を森一生監督が映画化した作品で、市川雷蔵演じる光源氏が、亡き母の面影を持つ女性・藤壺に禁じられた想いを抱き、嫉妬に狂う女の策略により、都を追われるまでを描く。
　『源氏物語・浮舟』は『源氏物語』の後半部、光源氏の死後を綴った宇治十帖の『浮舟』を映画化。光源氏の末子・薫中将（本当の父は柏木）と、光源氏の外孫にあたる匂宮の恋の鞘当に巻き込まれた女性・浮舟の悲劇を描く。監督は衣笠貞之助。
　寿美花代、中村玉緒、若尾文子、水谷八重子、山本富士子、乙羽信子、浪花千栄子など当時の一流女優総出演の艶やかな作品です。

新源氏物語 ＆ 源氏物語・浮舟

• 新源氏物語

  　都の女性たちの憧れの的、光源氏（市川雷蔵）。左大臣の娘・葵上（若尾文子）を娶り、順風満帆の人生を歩む源氏だったが、ある日、亡き母の面影を持つ美しい女性と巡り合う。その女性、藤壺（寿美花代）は源氏の父、桐壺帝の恋人であり、源氏の想いは禁断の果実であった。二人は躊躇しつつも、熱情に身を任せてしまう。藤壺のライバルである弘徽殿の女御（水戸光子）は、これを好機と捉え、父の右大臣と共に藤壺と光源氏の失脚を目論む。弘徽殿の女御の妹、朧月夜（中村玉緒）は光源氏の身を案じるあまり、姉を裏切り、源氏の胸に飛び込むのだが・・・。
  1961年・カラー ／ 全102分収録 ／【映像特典】劇場予告編、スタッフ・キャスト解説、フォトギャラリー

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• 源氏物語・浮舟

  　光源氏亡きあと、都の女性の羨望を一身に集める二人の公達。源氏の末子・薫の君（長谷川一夫）と、源氏の外孫・匂宮（市川雷蔵）。出生の秘密を持ち、どこか遠慮がちな薫を、匂宮がライバル視する構図だ。そんな或る日、薫は異母姉の弔いのために都に上ってきた美しい女性・浮舟（山本富士子）と出会う。都育ちにはない浮舟の魅力に深い思慕を抱いた薫は、浮舟に洛中の名所を案内し、遂に想いを告げることに。薫の一途な想いに心乱れる浮舟。一方、匂宮も浮舟と出会い、彼女を自分のものにしたいと望む。浮舟に明確な拒絶をされるも、薫の想い人と知り、ますます想いが募り、そして・・・。
  1957年・カラー ／ 全118分収録 ／【映像特典】特報、劇場予告編、スタッフ・キャスト解説、フォトギャラリー