お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

森繁久彌・社長シリーズの一作。当時、洋行帰りと云う言葉には羨望と少しばかりの嫌味があった。『米国かぶれ』というのだろうか？　アメリカでは、海外では、とずっと言っている人を見ると、「ここは日本じゃ！」と云いたくなる風情だった。おなじみの森繁久彌、久慈あさみ、小林桂樹、加東大介、英百合子、三木のり平、フランキー堺などに加え、淡路恵子、江原達治、池内淳子、雪村いづみ、塩沢ときなどが参戦。ますます面白い社長漫遊記をお楽しみください。脚本は笠原良三氏。

社長漫遊記＆続社長漫遊記　あらすじ

　社長漫遊記

米国視察ですっかりアメリカかぶれの堂本平太郎（森繁久彌）。レディファースト励行、女子社員のお茶くみ禁止、ニックネーム推奨、社用族行為虚礼廃止と会社改革を断行。秘書の木村（小林桂樹）は山中部長（加東大介）の紹介で結婚を決意するが、媒酌を頼んだ堂本に見合い結婚を否定され、悩んでしまう。そんな折、若土大橋の開通式に招待された堂本は取引先のジュピター極東支社との交渉の後、通訳のウイリー田中（フランキー堺）からケチだと嘲られる。堂本は気分転換にバーマダムのれん子（淡路恵子）とのデートを企画するのだが・・・。

　続社長漫遊記

ひょんなことで夫婦で別府旅行することになった堂本。ライバル会社の東西塗料がジュピター極東支社に激しい営業活動を繰り広げていると聞き、旅行を取りやめ、佐世保に急行する。しかし東西塗料に先手を打たれ、ジュピターは現れないうえ、結婚に失敗したと思い込んだ木村が酒席で大暴れ。接待は大失敗に終わる。堂山は芸者の桃竜とウイリー田中と共にグラバー園に向かうのだが・・・はたしてジュピターとの契約はいずれの企業の手に転がり込むのだろうか？