お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

森繁久彌の社長シリーズ。今回は観光業である庄司観光が舞台。後期社長シリーズになくてはならない黒沢年男が参加している。また三木のり平、フランキー堺、新珠三千代などは本作が最後の社長シリーズ出演となり、結果的には社長シリーズの分岐点となった作品。脚本は笠原良三氏。

社長千一夜＆続社長千一夜　あらすじ

　社長千一夜

東京オリンピックでガッチリ儲け、大阪万博で夢よもう一度、と狙う庄司観光。大阪の飛田支配人（三木のり平）から南米の大富豪ペケロ荒木がホテル建設の為に来日中、と報告を受けた社長の庄司啓太郎（森繁久彌）は急ぎ大阪に出向く。紆余曲折の末、ペケロと会えた啓太郎一行。翌日からホテル建設候補地へ現地視察旅行にペケロを連れ出すことに。ところがペケロは別府芸者のはる美に一目惚れ。九州・島原ではる美にプロポーズした後、二人はともに行方不明になってしまうのだった・・・。（全93分）

　続社長千一夜

九州天草にホテル・バーランドの建設が進む中、ペケロが妻となったはる美を連れて来日富士山麓にもう一軒ホテルを建てたら、と提案する。一方、啓太郎は馴染みの芸者・和歌代と再会。関係を深めようとしていたが、一番いいところで、秘書の小川（黒沢年男）からはる美が失踪し、ペケロが仕事が手につかない、連絡が入る。探し回った結果、はる美はペケロの親類から芸者であったことをなじられ、嫌になってペケロのもとを去り、芸者にカムバックしたことが判明する。富士山麓のホテルは果たして建設できるのだろうか？（全92分）