お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

森繁久彌の社長シリーズの一作。今回は服飾業。収録年で異なる業種の変遷は社長シリーズの面白さの一つだ。1966年・・・終戦から20年、東京オリンピックから２年。多くの日本人が身だしなみに気を使える世の中になっていた。経済成長を続け、人々が希望に燃えていた時代、ロケ地も東京、名古屋、大阪、伊勢、金沢、福井と、全国行脚の赴きでお送りするコメディ映画の金字塔。『社長行状記』『続社長行状記』を続けてお楽しみください。脚本は笠原良三氏。

社長行状記＆続社長行状記　あらすじ

　社長行状帳

　不況克服の為、栗原弥一郎（森繁久彌）自ら紳士服の積極販売に乗り出した栗原サンライズ。尾張屋デパートへの営業強化に、佐々営業部長（三木のり平）、小島秘書課長（小林桂樹）と共に名古屋に繰り出すが、接待は失敗。ところが気分転換に訪れた大阪パンドラで世界的ファッションデザイナー・チオールの日本支配人・安中と遭遇。秘書の原田伸子に一計を託し、見事、チオール夫妻の来日情報をGETする。接待の鬼・佐々の活躍で見事チオールとの契約締結の約束を得るが、契約金の資金繰りに苦しむことになり・・・。（全95分）

　続社長行状記

　チオール商会との技術提携で苦境を乗り越え、新たなステージ＝婦人既製服の製造販売に乗り出す栗原サンライズ。生地仕入の為福井に向かう途中、弥一郎は旧友である金沢大学教授・富岡と再会する。富岡は教え子が経営する繊維会社・不二丸繊維を紹介。安中らと工場を見学した弥一郎は不二丸繊維との契約を決める。ところが視察を終え東京に帰った弥一郎らの元に、富岡が現れ、不二丸繊維への回転資金の融資を申し込んでくる。現在の栗原サンライズの経営状態では難しい話なのだが・・・。（全91分）