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源氏物語・長谷川一夫版(DVD)
日本古典文学の最高峰、紫式部の『源氏物語』を、長谷川一夫主演で映画化。桐壺更衣の死と光源氏の幼少期をプロローグとし、政争に敗れた光源氏の都落ちから京への帰還までを、1年半の出来事に脚色して描いている。モノクロ映画ながら、その艶やかさ、豪華絢爛さに於いて類を見ない傑作とされ、カンヌ国際映画祭で撮影賞を受賞したカメラワークも相まって美しい映像にただただ息をのむ。主演級の衣装60組は高島屋の全面協力で調達されたが、制作された1951年と云えばまだまだ呉服文化が強い時期だ。江戸時代には呉服の名店だった高島屋がその誇りをかけて挑んでいる。
もちろん衣装だけではない。脚本は新藤兼人、監修は谷崎潤一郎、池田亀鑑が校閲、音楽監督に伊福部昭。総監督は吉村公三郎と、凄まじいスタッフ陣。出演は長谷川一夫、木暮実千代、京マチ子、乙羽信子、水戸光子、大河内傳次郎・・・とズラリ。日本映画全盛期の傑作のひとつ。
全124分。フォトギャラリー映像付。
源氏物語・長谷川一夫版 収録内容
5歳の折、母である桐壺更衣を失った光源氏(長谷川一夫)は長じて臣籍に降るが、父・桐壺帝の信任は厚く、若くして政治の中枢にあった。一方でその優美な佇まい、圧倒的な美貌、人を引き付けて止まない人柄は、都の女性たちのあこがれの的であった。時の左大臣の娘・葵上(水戸光子)を妻に迎えたものの、光の思慕は、亡き母に生き写しの藤壺(木暮実千代)に向けられていた。しかし、藤壺は畏れ多くも父帝の愛妾。一度は人知れず契りを結ぶものの、藤壺は二度と光と関係を持たないことを誓うのだった。
やがて藤壺が懐妊。東宮(皇太子)の母で、亡き桐壺更衣のライバルであった弘徽殿の女御(東山千栄子)は光源氏を失脚させようとさまざまな策謀を巡らす。そんな中、光源氏の正妻・葵上は、長男・夕霧を生むもそのまま死んでしまう。葵上の兄で光源氏の親友・頭中将は、しばらく京を離れ、須磨に隠棲するよう光源氏に薦める。友の助言に従い、逃げるように京を離れた光源氏は、明石の入道(大河内傳次郎)に招かれ、そこで入道の娘・淡路(京マチ子)と出会う。光源氏に娘を娶せようとする入道だが、淡路には良成という恋人がいて・・・。
商品コード : IS81212N05295 |
価格 : 4,950円(税込) |
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