お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

絶望の時代に音楽だけが未来を照らした。
不世出の天才ジャズ・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。
大火傷が原因で左手の指が不自由になったジャンゴは苦心の末、独自の奏法を会得。さらにジプシー＝ロマの出身だった彼は、 ロマ音楽とスウィング・ジャズを合わせたジプシー・スウィングを生み出し、パリ音楽界のスターに上り詰めていた。
しかしパリを制圧したナチス・ドイツは、ニュルンベルク法に基づき、ユダヤ人だけでなくロマも迫害を開始。ロマ絶滅計画、すなわちポライモスを繰り広げた。 強制的な断種手術や人体実験の中、ロマの犠牲者は、50万人とも、150万人とも云われる。そんな中、ジャンゴにはプロパガンダとして、ドイツの官僚や高級将校の前で 演奏をしろ、と命令が下る。同朋を奪われ、家族に危機が迫り、自らの音楽を奪われる中、ジャンゴはどうするのか？
幻の名曲『迫害されたジプシーの為のレクイエム』をはじめ、素晴らしい音楽に彩られた魂の映画。

• 第67回ベルリン国際映画祭オープニング上映作品
• フランス語音声（日本語字幕あり）
• 全117分収録

永遠のジャンゴ〜ナチスに立ち向かったジャズ・ギタリスト〜　あらすじ

　1943年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。パリでもっとも華やかと賞されるミュージック・ホール「フォリー・ベルジェール」に出演するジャンゴ・ラインハルト。 左手が不自由ながら、ジプシー（ロマ）音楽の由来をくむジプシー・スイングで多くの人々を魅了する生ける伝説とも噂されるジャズ・ギタリストだった。
戦争などになんの興味もなく、わが世の春を謳歌するジャンゴだが、ナチス・ドイツは徐々にその正体を見せ始める。ニュルンベルク法の元、ロマ狩りが開始されたのだ。 多くの同胞が囚われ、虐殺されていく。“ロマ”だという理由だけでだ。圧政下の中、同僚で愛人でもあった歌姫ルイーズはレジスタンス活動に身を投じる。
ジャンゴの家族、ジャンゴ自身にも危険が迫る中、ジャンゴの人気に目をつけたナチス・ドイツは、プロパガンダを画して、ジャンゴにドイツの高級官僚、高級将校の前で演奏をするように命じるのだが…。