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みをつくし料理帖・黒木華版(DVD4枚組)

『みをつくし料理帖』。?田郁の同名小説が原作で、火事で働き場所を失った大坂の料理人・澪が、江戸で味の好みや水の違いに苦心しつつも、料理を通じて人を幸せにしていく姿を描いている。 過去に何度かドラマ化されているが、この黒木華版は原作への忠実さや、黒木華演じる澪のひたむきさが好評で、後にスペシャル版も制作された。作中で紹介される料理は、すべて高田郁自身が試行錯誤しつつ、 実際に作っており、本作では特典映像の『澪の献立帖』で料理方法が紹介されている。
 時代劇というとチャンバラと思いがちだが、“食”というもっとも人々に身近な話題を取り上げ、そこから江戸時代の人々の価値観や心根を浮かび上がらせた『みをつくし料理帖』は時代小説として、もっと評価されてよいと思う。 同時に、繰り返される何気ない日常を懸命に生きる、内面から光る女性を演じるなら、黒木華ほど魅力的な存在はいない、そう感じる近年の時代劇の傑作。本編約300分収録。


みをつくし料理帖・黒木華版 あらすじ


 ある日、一組の家族が江戸に上ってきた。大阪随一の料理屋『天満吉兆庵』の主人・嘉兵衛と妻の芳(麻生祐未)、嘉兵衛の弟子の澪(黒木華)であった。本店を火事で失い、江戸で支店を営む長男の佐兵衛(萩原聖人)を訪ねてきたのだ。ところが、佐兵衛は 吉原通いで借金をし店を潰し行方不明だという。度重なる心労に、嘉兵衛は澪と芳に店の再興を託し亡くなってしまう。
 蕎麦屋『つる家』の主人・種吉(小日向文世)に料理の腕を見込まれた澪は、生活と身体が弱い芳のため、つる家の料理人として働くことに。当初は江戸と上方の味の違いや、水質の違いで人気がでなかったが、謎の料理好きの侍・ 小松原(森山未來)や、若手医師の永田源斎(永山絢斗)、人気劇作家の清右衛門(木村祐一)、さらに後に彼女の人生を大きく変える幼馴染で今や幻の花魁となったあさひ太夫(成海璃子)らの協力を得、弱点を克服。新たな料理を次々と生み出していく。 そんな中、澪は小松原への自分の思いに気づき始め、同時に佐兵衛が行方不明になった本当の理由が明らかにされていくのだった・・・。

  • 【本編】 はてなの飯 / とろとろ茶碗蒸し / 三つ葉尽くし / ほろにが蕗ご飯 / ひとくち宝珠 / “う”尽くし / ふっくら鱧の葛叩き / 寒鰆の昆布締め
  • 【特典映像】 黒木華スペシャルインタビュー / 『澪の献立帖』Non Credit Hull Size version / 料理監修・柳原尚之おすすめレシピ『小川たたき』『淡雪椀』/ 2分間予告(2種類)/『みをつくし料理帖』の魅力に迫る
  • 【封入特典】 特製ブックレット(全26ページ)メッセージ(高田郁、藤本有紀ほか)/ 美術紹介 / ちょい足し料理帖 / 江戸料理番付表ほか

商品コード : IS81212N10591
価格 : 16,700円(税込)
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