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ふしぎな岬の物語〜吉永小百合,阿部寛,竹内結子,笑福亭鶴瓶ほか(DVD or ブルーレイ)
吉永小百合が企画から立ち上げた作品。原作は森沢明夫の『虹の岬の喫茶店』。
決して派手な作品ではない。早世した絵描きの夫の『虹の絵』を飾って、湧き水で美味しいコーヒーを入れながら、ささやかな毎日を重ねている女性。
時が、彼女から大切なかけがえのないものを奪っていく。寂しさと孤独を感じ始める彼女だが、一方で彼女は新しい出会いに気づき始める。
人間のもろさやさみしさ、「時」のつめたさや容赦なさを描きながら、一方で「時」が与えてくれる希望、人間の強さを感じずにはいられない。
生きてるからこそ出会える明日。なにげない毎日の積み重ねに、幸せがいつも寄り添っていることを信じさせてくれる映画です。
ふしぎな岬の物語 あらすじ
虹の絵が飾ってある岬の小さな喫茶店。富士山が見えるこの小さなお店を初老の女性・柏木悦子(吉永小百合)が切り盛りしていた。悦子は、
40歳を超えても問題児の甥っ子・浩司(阿部寛)の世話をしながら、毎朝、美味しいコーヒーを淹れ続けていた。こんな辺鄙なところだから、数少ない常連客で
なんとか生活できているようなありさまだったが、悦子は十分、幸せだった。
けれど・・・時は流れる。常連客の漁師・徳三郎(笹野高史)は病に倒れ、ずっと悦子を支え、仄かな思いを抱いていたタニさん(笑福亭鶴瓶)は、
転勤で大阪へ去っていく。
「なぜ父をもっと大切にしなかったのか」。
後悔する徳三郎の娘・みどり(竹内結子)を励ます悦子だったが、
彼女自身が大切なものがどんどん失われていく現実に打ちのめされていた。そんな失意の最中、喫茶店が失火で焼け落ちてしまう。茫然自失の悦子を支えたのは、
彼女を慕う多くの人々だった・・・。
日本国
送料:390円〜