お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

クドカンの『なくもんか』 あらすじ

　東京の下町・善人通り商店街にある大人気のお惣菜店『デリカの山ちゃん』。店主は、二代目山ちゃんこと現店主の祐太（阿部サダヲ）。他界した初代（カンニング竹山）は孤児だった祐太を育てた恩人だ。 祐太の父親はお店のお金を盗んだうえ、祐太を残して蒸発した。祐太はそれ以来、初代夫婦に嫌われないよう、捨てられないよう懸命に働き、商店街の人の頼み事もすべて笑顔で引き受けてきた。今はもう究極の八方美人が板についている。
　ある日、10数年音沙汰なしだった初代の娘・徹子（竹内結子）が二人の子供を連れ、帰ってきた。家出前はブスで太っていた徹子だが、整形したのだろうか、別人のような美人になって帰ってきたのだ。 祐太はさっそく徹子にプロポーズ。祐太の気持ちが信じられない徹子だったが、紆余曲折の末、二人は結ばれる。
　ところが祐太はその結婚準備の中、弟・祐介（瑛大）の存在を知る。祐介との再会、本当の父との久しぶりの食事、そして強盗事件・・・。銀行へのお使いを頼まれ、こころよくお金の出し入れを手伝っていた祐太だったが、 通帳についた指紋が原因で警察に犯人と疑われたのだ。やはり泥棒の息子・・・そんな思いが住人たちに合ったことも嘘じゃなかった。犯人は捕まり疑惑は晴れたものの、祐太の中には深い不満と不安、悲しさが どんどん積み重なっていた。
　そんなある日。徹子は日曜の夜になると、がっくり肩を落とし、いつもとは全く違う雰囲気でどこかへ出かける祐太に気づくのだった。はたして祐太は・・・？