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【名作時代劇】片岡千恵蔵の大菩薩峠：内田吐夢監督作品（ＤＶＤ３枚組）
中里介山の未完小説、『大菩薩峠』を、名匠、内田吐夢監督が、片岡千恵蔵主演で映画化。机竜之介を片岡千恵蔵、宇津木兵馬を中村錦之助、裏宿七兵衛を月形龍之介、嶋田虎之助を大河内傳次郎が演じている。当時、すでにベテランの域に達していた片岡千恵蔵だが、それだけに存在感があり、内田吐夢監督が描く映像美も加わり、重厚で飽きない作品となっている。全三部構成、327分。
大菩薩峠の頂上で、一人の老巡礼を理由もなく斬り捨てた深編笠の男、机竜之介。この虚無的な剣客は同門の剣客、宇津木文之丞と奉納試合で立ち合うことになる。竜之介の父である弾正や文之丞の妻のお浜は、残忍なまでに殺気をみなぎらせる竜之介の音なしの構えを恐れ、文之丞に勝ちを譲るように説得するが、竜之介はお浜を凌辱。文之丞を殴殺し、お浜を連れて江戸へ出奔する。
２年後、長屋の一隅にお浜と子供の郁太郎と共に暮していた竜之介は、直心影流の剣豪、島田虎之助の道場で、ひときわ目立つ若い剣士、宇津木兵馬を知り、他流試合を申し込む。この兵馬こそ、以前殴殺した文之丞の弟であった。島田虎之助の助言を受け、相打ち覚悟の果し状を送る兵馬。竜之介とともに暮らしながらも互いに憎悪し合うお浜も、竜之助を刺し殺そうとするが、その狂刃に倒れる。
文久三年春、島原遊郭では、近藤勇、土方歳三、斎藤一ら新撰組隊士が集い、芹沢鴨の暗殺と、手あたり次弟に狂刃をふるう竜之助の命を奪う密謀をしていた。一方、芹沢も竜之助を誘い、兵馬の首とひきかえに近藤勇暗殺をそそのかす。
果たして竜之介の運命はどこに続いていくのだろうか？？？
| 商品コード : IS81212N08556 |
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