お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

渡世人に憧れ、故郷を飛び出し無宿人として流れ流れる日々を送る三人の若者。その生きざまを通じて、日本人の代名詞『義理人情』の原点を問う。 義理だ、人情だとまくしたてるが、その執着はどこから来たのか？　 日本人本来のアイデンティティか？　それとも封建体制下、為政者から植え付けられたものなのか？　巨匠・市川崑が描く日本版ロード・ムービー。
全96分収録／カラー

股旅　あらすじ

渡世人に憧れ、故郷を飛び出した源太（小倉一郎）、信太（尾藤イサオ）、黙太郎（萩原健一）の３人。たまたま草鞋を脱いだ番亀一家で、源太は昔、自分や母を残して家出した父親・安吉に出会う。しかし安吉は番亀一家と対立する赤湯一家とつるみイカサマ博打で番亀一家の評判を落とそうとする。激怒した番亀は渡世の掟に従い、源太に安吉の首を持って来いと命じる。引き留める信太や黙太郎を振り切り、「義理は義理だ」と安吉を殺害する源太。結局、わずかな草鞋銭を渡され、安信太や黙太郎、村でいい仲になった人妻のお汲とともに追われるように村を追い出されてしまう。凶状持ちとなった源太らはなんとか一人前の渡世人になりたいと、旅を続けるのだが・・・。