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【喜劇】破れ太鼓・阪東妻三郎映画版(DVD)

阪妻こと阪東妻三郎は剣戟王と呼ばれ、押しも押されぬ時代劇スターだったが、その代表作『無法松の一生』『王将』この『破れ太鼓』はすべて現代劇だった。声質に自信がなかった阪妻は殺陣はもちろん無言の演技に磨きをかけたといわれるが、 この『破れ太鼓』の頑固おやじはまさに阪東妻三郎のはまり役だったのかもしれない。
学もなく、裸一貫、己の才覚と根性で財を築いた親父。ありあまるほどの愛情を持っているのに頑固で表現が下手というより皆無で、みんなにけむたがられる。家族だって理屈ではわかりそうなものだが、それでもこの親父にはついていけん・・・。
それでも近頃、ニュースを見ていて思う。言葉がうまくて、あたりがよくて、けれど本当の愛情のない人が如何に増えたことか。この映画を見ると昭和3年生まれだった父を思い出す。あなたはどうだろうか・・・。
《監督》木下惠介 《出演》阪東妻三郎、村瀬幸子、森雅之、木下忠司、小林トシ子、宇野重吉など 《映像情報》モノクロ映画(1949年)/ 全109分


【喜劇】破れ太鼓・阪東妻三郎映画版


土建屋の津田軍平(阪東妻三郎)は一代で財を成した男だった。無教養で横暴、家族には対服従を強いる典型的な頑固親父だった。 次男で音楽家死亡の平二(木下忠司)は父を風刺した『破れ太鼓』と歌を作って皮肉っていたが、 長女の秋子(小林トシ子)が、青年画家の野中(宇野重吉)と愛し合うようになったことをきっかけに、家族の不満が爆発する。政略結婚に反旗を翻し野中の元へ奔る秋子、長男の太郎(森雅之)は、 叔母の素子(沢村貞子)と共にオルゴール工場を興そうと軍平の会社を辞めてしまう。思わず手を挙げた軍平に対し、子供を守ろうと貞淑そのものだった妻の邦子(村瀬幸子)も立ち上がる。 三男、次女、四男も次々に家を出てしまう中、次男の平二だけは・・・。


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