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【樺太真岡郵便電信局事件】霧の火〜樺太に散った九人の乙女たち〜(DVD)

1945年8月20日。樺太の真岡郵便電信局で起きた悲しい集団自決事件をドラマ化した作品。女性交換手の中で唯一生き残った中村瑞枝(福田麻由子→市原悦子)の過去の回想を、若い派遣社員が聞き取るという形で物語を綴っている。
 ご承知の向も多いだろうが、終戦直後、満州ならびに朝鮮半島では多くの日本人婦女子が、ソ連兵と昨日まで隣人だった人々に襲われた。家族のように暮らしていた人々から突如襲われた恐怖と屈辱は筆舌に尽くせず、記録はあまり残されていない。 ただ引揚船から海に身を投げた多くの女性の存在がそこで行われた真実を物語っている。そのため、この物語は史実を基にしたフィクションであり、実際の生存者から取材しているものの、主人公は架空の人物で、性的暴行など創作の部分も多い、 とされていることをご了解いただきたい。
 出演は福田麻由子、白石美帆、市川由衣、佐藤仁美、渋谷飛鳥、奈津子、金田明夫、向井理、遠藤憲一、中村獅童、サワ・トカチョフ、市原悦子、香里奈、草笛光子など。全121分収録。


【樺太真岡郵便電信局事件】霧の火〜樺太に散った九人の乙女たち〜 あらすじ


 1945年8月15日。天皇陛下の玉音放送により日本はポツダム宣言を受け入れ、終戦を迎えた。しかしアジア各地に取り残された日本兵士や日本人民間人の苦しみ、悲しみはここからが本番だった。
 特に悲惨だったのが満州、朝鮮半島に取り残された人々、とりわけ婦女子だった。満州に攻め込んだソ連軍ならびにそれに便乗した悪漢たちは、男性はシベリアに抑留し、女性には凌辱の限りを尽くしたと云われる。
 『北のひめゆり』と呼ばれる真岡郵便電信局事件が起こった樺太(現サハリン)にも、満州や半島の悲惨な現実は伝わっていた。樺太では8月15日以降も日本軍とソ連軍の戦闘が続いていた。日本政府は樺太に勤務する人々に1日も早く日本への引揚を 進めたが、電話や電信 電報がつながらなくなると、多くの在樺太日本人が路頭に迷うことを確信していた人々は、迫りくる恐怖を抑え、勤務を続けたという。その中には12名の女性電話交換手もいた。  8月20日。ソ連軍艦接近の一報が入った。緊急連絡から1時間後、真岡港に現れたソ連軍艦は艦砲射撃を開始。無差別砲撃を始めた。後でわかったことだが、当日、勤務外だった局員、交換手にも被害があり、真岡局の殉職者は19人にのぼったという。 とにかく局内に孤立することになった12人の女性は、最後まで自分たちの職務と向かい合っていた。しかし次第にソ連兵の軍靴の響きが近づく中、人間として、女性としての誇りを守るため、最後の決断を下すことになるのだった・・・。


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