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《平和の映画》長崎の歌は忘れじ(DVD)

1952年に制作された日本映画『長崎の歌は忘れじ』。
戦争の悲劇や悲惨さを描く反戦映画が多い中、この作品は戦争で大切なもの失った人々が、それでも懸命に生き、新たな一歩を踏み出す姿を描いている。
 この『長崎の歌は忘れじ』では、言葉がなくても通じ合う“音楽”が非常に大きな役割を担っている。音楽監督には戦後作曲界の最先端であり、黒沢明や溝口健二の映画音楽を数多く手がけた早坂文雄氏が担当している。
 終戦後10年も満たない制作とは思えない、未来志向でかつ相手の痛みを思いやるやさしさにあふれた映画です。ぜひご覧ください。
原作・監督:田坂具隆 / 全132分・モノクロ映画


長崎の歌は忘れじ あらすじ等


 1945年8月。新鋭のアメリカ人作曲家、ヘンリー・グレイ(アーリングトン・ロールマン)は、ハワイの日本人捕虜収容所で瀕死の日本兵から未完の楽譜を託され、その完成を約束する。終戦後、日本兵の故郷である長崎に赴くヘンリーだったが、遺族の行方はようとして知れなかった。
 そんなある日、ヘンリーが弾く例の未完曲を聴いたホテルマンの牧原桃子(久我美子)は、その曲が出征したまま帰らない義兄・佐伯道信の曲だと気づく。桃子の姉、道信の妻である綾子(京マチ子)は長崎の原爆が原因で盲目となりながらも、今も夫の帰りを待ち続けていた。綾子に会おうとするヘンリーだが、綾子はかっての敵国人に会おうとしない。桃子もまた道信の死を綾子に伝えることはできなかったが、綾子は神父の口から愛する夫の死を告げられる。
 生きる希望を失った綾子は、ついに死を決して粉雪のふる長崎の町にさまよいでる。死に場所を捜し、手探りで道信との思い出が詰まった長崎の町をあるく綾子・・・。そんな時、教会堂から聞き覚えのある曲が流れ始める。それは、ヘンリーが奏でる亡き夫、道信の曲『こころの真珠』だった・・・。


商品コード : IS81212N09066
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