日本の怪獣映画、特撮映画の金字塔 『ゴジラ』。3期にわたって製作されてきたゴジラシリーズの平成ゴジラの後期作品群。G細胞という考え方を中心に、最強怪獣と位置付けたゴジラを如何に倒すかが考えられた時期。映像美、特撮技術などはゴジラ史上最高の状況であった。ただゴジラが強くなりすぎ、ゴジラとゴジラの亜流の闘いが多いのが、評価が分かれる部分かもしれない。
各巻 2,500円(税別)
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ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
『ジュラシック・パーク』の大成功を受け、「最高の恐竜映画ではなく、最高の怪獣映画を目指す」として製作されたゴジラ生誕40周年記念映画。メカゴジラが対ゴジラ用兵器として蘇る。ゴジラ、ラドンなどの侵攻を、国連の対ゴジラ部隊、通称Gフォースが迎え撃つ。ゴジラとラドンの戦いや、ベビーゴジラを巡る人類とゴジラの争奪戦なども織り込み、スピード感溢れるストーリーが展開する。ガルーダ、メカゴジラは、ゴジラを撃退できるだろうか!?
カラー / 平成5年
《CAST》 ゴジラ、ベビーゴジラ、メカゴジラ、ラドン、ファイヤーラドン、ガルーダ、メカキングギドラ
ゴジラvsスペースゴジラ
宇宙に飛散したG細胞によって生まれたスペースゴジラが地球を襲う。凶悪なスペースゴジラは、Gフォースの新兵器モゲラを一蹴。本家ゴジラも撃退する。さらに前作で登場したベビーゴジラが成長したリトルゴジラは幽閉されてしまう。リトルゴジラを救おうと再度復活したゴジラと改修・強化を終えた新生モゲラは、図らずとも協力してスペースゴジラに立ち向かうことになるのだが・・・。
カラー / 平成6年
《CAST》 ゴジラ、リトルゴジラ、スペースゴジラ、モゲラ、フェアリーモスラ
ゴジラvsデストロイア
「ゴジラ死す」とクレジットされた平成ゴジラ最終作品(の予定だった)。スペースゴジラとの戦いで終の棲家と思われたバース島を失ったゴジラとリトルゴジラ。それぞれが狂暴化して現れる。一方、品川近辺では、昭和29年に初代ゴジラを撃退したオキシジェン・デストロイヤーの使用残余が古生代の微生物に影響。巨大化した怪獣デストロイヤーとなり出現していた。狂暴化したゴジラを倒すにはデストロイヤーと対決させる以外にはないと考えた人類は、ゴジラジュニアを囮にする作戦を考えるのだが・・・。
カラー / 平成7年
《CAST》 ゴジラ、ゴジラジュニア、デストロイヤー