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《時代劇映画傑作》 小泉八雲：怪談〜雪女、耳なし芳一、茶碗の中、黒髪（ＤＶＤ）
小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の『怪談』から映像美に優れた作品４つを選び、名匠・小林正樹監督が映画化。第18回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した日本が誇る名画。ラフカディオ・ハーンは、会談という形態を通じて、日本の美学や神仏感、物のとらえ方を伝えようとした人物であり、生まれながらの日本人では気づかない日本の美しさや文化面を伝えた作品が多いとされる。美しき日本の物語をお楽しみください。カラー/全183分。
小泉八雲：怪談 収録内容
黒髪
京都に住む貧しい武士（三国連太郎）が遠い任地に赴くこととなった。武士は長く連れ添った妻（新珠三千代）を捨て、任地でよい家柄の娘と結婚する。しかし二番目の妻はわがままで冷酷な女だった。ほとほと反省した武士は任期を終えて京に戻ると、すぐさま前の妻を訪ね、今までの自分を詫び、妻をいたわり、一夜を共にする。妻の黒髪は今も昔と同じように美しいままだった。そして夜が明け、武士が見たものは・・・。
雪女
非常に有名な日本の昔話。武蔵の巳之吉（仲代達也）と茂作は、森で吹雪にあい、山小屋に一泊することになる。しかしその夜、雪女（岸恵子）が現れ、茂作を凍死させると、
巳之吉に「今夜見たことを誰にも話してはいけない。もし話したらお前を殺す」と言って小屋から消える。その後、巳之吉はお雪という女性に出会い、結婚し、三人の子宝にも恵まれ、
幸せな日々を送っていた。ある吹雪の夜、巳之吉は昔、山小屋であった雪女の話を妻に話してしまい・・・。
耳なし芳一
盲目の琵琶法師・芳一（中村賀津雄）はある夜、甲冑姿の武士（丹波哲郎）に連れ出され、何者かに『平家物語』壇ノ浦の合戦を奏でるよう命じられる。
芳一が平家の怨霊に取り憑かれ、毎晩、人魂飛び交う平家の墓場の前で琵琶を奏でていることを知った寺の住職（志村喬）は、た芳一の体全部に般若心経を書きつけ、芳一を怨霊から守ろうとする。その夜、いつものように芳一を迎えに来た武士は何度も芳一の名を呼ぶが、返事がない。しかし空中に耳が二つ浮かんでおり・・・。
茶碗の中
中川佐渡守の家臣・関内（中村翫右衛門）は、水を飲もうとした茶碗の水に見知らぬ男の顔が映っているのに気付く。仕方なく男の顔が映った水を飲み干すが、
その夜、関内のもとに茶碗の中の男が訪れる。関内は男に斬りつけるのだが・・・・。明治に入り、この不思議な物語を読んだ版元が、作家を訪ねるが、作家はどこを探してもいなかった。
版元は作家の書きかけの原稿を手にしたのだが、その時・・・。
| 商品コード : IS81212N09330 |
| 価格 : 2,750円（税込） |
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