お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

山本周五郎の短編時代小説『深川女楽亭』を、仲代達也、栗原小巻ら豪華キャストで映画化。小林正樹がメガホンを取り、音楽は武満徹。無頼者たちが見せる命がけの善意を描きつつも、なんともいえない不気味な空気感が漂う時代劇映画に仕立て上げた。誰も信じず、己のためにのみ生きる若者たちが、富次郎の純粋な魂に触れ、善悪を超えた一種の狂気に取りつかれていく姿は日本時代劇の名場面の一つでもある。山本圭、酒井和歌子、中村翫右衛門、佐藤慶、さらに勝新太郎と錚々たるメンバーが出演。モノクロ/全121分

深川女楽亭〜いのちぼうにふろう〜　あらすじ

　密貿易の拠点・深川女楽亭には一癖も二癖もある若者たちが集っていた。ある日、リーダー格の定七（仲代達也）が袋叩きにされていた若者・富次郎（山本圭）を連れ帰ってくる。聞けば富次郎は女衒に売り飛ばされた幼馴染のおきわ（酒井和歌子）を救い出そうとしているという。なんとしてでもおきわを救い出そうとする富次郎の姿に、もしこの男の思いを遂げさせてやれば、何か自分にも新しい道が見えるかもしれないと、幻想する定七ら深川女楽亭の若者たち。果たして定七等は、富次郎とおきわの未来を取り戻すことができるのだろうか？