お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

作為的な物語、セリフ、演技、演出を極力排除する実写的精神を大事にし、「役者なんかものをいう小道具」という言葉を残した隠れた昭和の名監督・清水宏。
とにかく芝居くささや造りものの世界を嫌った映画監督で、その自由な精神は、会社や役者と衝突することも多く、映画会社を追放になるなど、不遇な面もあったという。
しかし、それでもなお『風の中の子供』や『子供の四季』などの児童文学映画や、『有りがたうさん』など、自然の中で演技を発展させる名画を数多く残した。

本作には、児童文学映画の傑作『風の中の子供』『子供の四季 春夏の巻』をはじめ、『信子』『みかへりの塔』を収録。

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■ 風の中の子供（1937年・モノクロ86分）
突然の不幸に見舞われた一家の子供たちの日常を描いた坪田譲二の児童文学の映画化。
出演：河村黎吉・吉川満子・坂本武 など

■ 信子（1940年・モノクロ90分）
権威主義的な女学校で、教師の活躍による真の教育の在り方を問う。
出演：高峰三枝子・三浦光子・春日英子 など

■ みかへりの塔（1941年・モノクロ111分）
問題児を預かる学校で、子供たちが力を合わせて難工事に立ち向かうさまを描く、
当時、社会問題化していた特殊非行児童を取り上げた映画。
出演：笠智衆・奈良真養・三宅邦子 など

■ 子供の四季〜春夏の巻（1939年・モノクロ146分）
坪田譲二の児童文学を映画化。子供を扱うことに定評のあった清水宏の代表作。
出演：葉山正雄・爆弾小僧 など

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