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【名画座】226〜血と雪の4日間〜:二・二六事件より(DVD or ブルーレイ)
昭和11年2月26日。日本は国際的孤立を深める一方、深刻な不況により国内には怨嗟の声が溢れていた。二・二六事件とは、財閥や一部特権階級の富独占を進める君側の奸を除くことこそ急務と考えた陸軍青年将校が起こした軍事クーデターを指している。二・二六事件については、現代に至るまでざまな考察がなされているが、決起した青年将校が国を想っての事件であったことを否定する文献は少ない。一方でこの決起が却って事態を悪化させたと判断する文献は多く、当然ながら襲撃という行為が正当性を持たないことは自明の理でもある。
この映画『226』は、昭和恐慌と国際的孤立の中で苦しみもがき、自らの信じるところで散っていた人々の姿を、彼らの家族たちとともに描き出している。政治的活動者としての青年将校ではなく、一人一人の青年将校の人間的葛藤を描き出した作品。監督は五社英雄。全114分収録。
[映画] 226〜血と雪の4日間〜 あらすじ
昭和恐慌で貧富の差が拡大する日本。国際的孤立の深刻化で軍備増強が叫ばれる中、民衆は塗炭の苦しみを迎えていた。陸軍士官学校を卒業し、将来を嘱望されていた野中四郎大尉(萩原健一)や河野寿大尉(本木雅弘)、栗原安秀大尉(佐野史郎)らは、決起を危ぶむ安藤輝三大尉(三浦友和)をも説得し、昭和維新を決行する。
栗原隊が首相官邸を襲撃。岡田総理殺害を目指すと、坂井隊は斉藤内大臣、渡辺教育監督を射殺、中橋隊も高橋蔵相を射殺する。警視庁選挙にも成功した決起部隊は自らの勝利を確信するが、政府側の対応はそのはるか上をいくものであった。さまざまな策をめぐらし、兵たちの原隊復帰を即し、決起勢力の弱体化を図る政府。長期化する戦闘の中で、強固な団結をしていたはずの青年士官の間にも動揺が走り始める。
決起部隊が立てこもる山王ホテルでは、いったん軍を解散し、軍法会議で堂々と思うところを述べるべしという意見も出る中、安藤は安易な妥協に異を唱えるのだが・・・。
日本国
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