お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

フランスを中心に世界中の映画人に大きな影響を与え、映像芸術家として国際的な評価を得る映画監督、小津安二郎。
地面ぎりぎりから撮影する独特の低いカメラアングルと、厳格なまでの正面からの切り返しのフィクスショットを特徴とし、小津安二郎の名声を不動のものとしたホームドラマの型は、今も日本映画の伝統として受け継がれている。

しかし、小津安二郎映画の本質は、彼が描いた”家族の肖像”にあると小生は思う。
ちゃぶ台を囲む家族、婚期を逃しかけている娘を心配する父親、父を思いやる娘・・・。

それは人が人と支えあって生きる、家族のもっとも美しいシーンではないだろうか。
古臭いといわれるかもしれないが、人が人として最も美しい姿を小津安二郎はフィルムの中に描き出している。

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■ 晩春（1949年・モノクロ108分）
　　　出演：笠智衆・原節子など

■ 麦秋（1951年・モノクロ125分）
　　　出演：原節子・笠智衆など

■ お茶漬の味（1952年・モノクロ116分）
　　　出演：佐分利信・木暮実千代など

■ 東京物語（1953年・モノクロ135分）
　　　出演：笠智衆・原節子など

■ 早春（1956年・モノクロ144分）
　　　出演：池部良・淡島千景

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