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《浪曲・浪花節》初代・京山幸枝若 花の幡随院 / 仁侠吉良の港 / 雷電小田原情相撲 :台詞集・あらすじ解説付(CD)

関西が誇る浪曲師・京山幸枝若。最終学歴は小学校1年の一学期という幸枝若。子供の頃から鍛えた美声で歌い上げる、師匠・京山幸枝譲りの読み物は大評判を呼んだ。多くの十八番浪曲の中から、日本の侠客の始まりといわれる幡随院長兵衛の死にざま、伝説の大横綱・雷電為右衛門の出世物語、荒神山で散った男が惚れる男伊達・三州吉良の仁吉、を描いた人気浪曲三作を収録。今聴けば阿呆かと思う下りもあるだろうし、納得できない考え方もあるかもしれない。しかし、にほんじんが大切にしてきた、「美」を感じさせてくれる。美しく生き抜くことを大切にしたいと思わせる名浪曲。
【添付冊子】台詞集・あらすじ解説・浪曲師プロフィール付




京山幸枝若 仁侠吉良の港


『清水次郎長伝・血煙荒神山』を吉良仁吉を主役に描いた人気浪曲。伊勢の侠客・神戸の長吉は代々の縄張りを穴太徳に取られてしまう。堅気になろうかとも思う一方、いっそ穴太徳と一戦交えようかと悩む。兄弟分の吉良仁吉が穴太徳の義弟だと気づいた長吉は、仁吉にせめて穴太徳側につかないでくれと頼みに行く。事の顛末を聴いた仁吉は、女房を離縁し長吉を助ける、と宣言するのだった。愛する女房と男の信義で苦悩する吉良仁吉を歌い上げる名作。


京山幸枝若 花の幡随院


乱暴狼藉日常茶飯事の旗本奴。町奴の幡随院長兵衛は毅然とこれに意見する。旗本奴と町奴の対立が激化する中、旗本奴の頭領・水野十郎左衛門の屋敷に招かれる長兵衛。罠を承知で出かけた幡随院長兵衛だが、風呂につかっているときに多数の槍を突きつけられる。「侍なら侍らしく生きろ」と啖呵を切って息絶える幡随院長兵衛の心意気。日本侠客の元祖と言われる男の死にざまを切々とうたいあげる。


京山幸枝若 雷電小田原情相撲


小田原の江戸相撲興業に突如飛び入り参加した素人相撲日本一の大岩。連日連戦負け知らずの大岩に、ついに横綱・谷風が取組を決意する。そこへ現れたのは草相撲で卑怯な手段で夫を投げ殺された女性とその一子。女性の話を聞いた雷電為右衛門は、谷風に代わり大岩の相手に名乗りを上げる。あなたの遺恨、必ず晴らして見せる。後の名横綱・雷電と、勝つためには手段を択ばない大岩の一戦が今始まる。


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