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《浪曲・浪花節》 梅中軒鶯童 吉原百人斬り / 紀伊国屋文左衛門・紀文の船出 :台詞集・あらすじ解説付(CD)

鶯童節と謳われた関西浪曲界の大看板・梅中軒鶯童は、まさに弱みを強みに変えて、大きく飛躍した浪曲師であった。特定の師匠を持たなかったが、それが故により多くの浪曲師からネタを譲り受けることができた。少し無理をすると寄席に出れないほど咽喉が弱かったというが、それゆえに他の浪曲師と全く異なるの胴声とは異なる、上声の独特の軽味のある節調「鶯童節」の工夫に繋がった。本作には、梅中軒鶯童さながらピンチをチャンスに変え大もうけした大商人・紀伊国屋文左衛門と、実話をもとに脚色した吉原百人斬り=籠釣瓶百人斬りを収録。ほかの浪曲師には出せない梅中軒鶯童の浪曲、浪花節をお楽しみください。
【添付冊子】台詞集・あらすじ解説・浪曲師プロフィール付




吉原百人斬り(籠釣瓶百人斬り)


『籠釣瓶百人斬り』とも言われる。実話をもとに書かれた講談で、歌舞伎にもなった作品。疱瘡で顔一面が痘痕となった佐野次郎左ヱ門は、吉原花魁・八ツ橋を身請けし、所帯を持とうと考えていた。しかし、八ツ橋の情夫・栄之丞により身請けは破断。満座の中で恥をかかせられる。思い余った次郎左ヱ門は村正の妖刀・籠釣瓶を抜き放ち、八ツ橋と栄之丞を殺害しようとする。しかし刀は妖刀・籠釣瓶。思いもかけぬ人々まで手にかけてしまうのだった。


紀伊国屋文左衛門・紀文の船出


毎年11月1日、みかんを食べると病気にならないという言い伝えがある。しかし承応元年は二か月近くの大時化で、紀州から江戸にみかんを送ることができなかった。上方の商人・文左衛門は買い占めたみかんを、嵐の中、江戸まで運べば大儲けできると考える。文左衛門から前払いで十両をもらった船頭たちは大喜びだったが、命がけの仕事と聞き、急に尻込みを始めるのだが・・・。


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