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三曲合奏・北摂四季の譜〜古今和歌集を琴、尺八、三味線で奏でる〜(CD)

作曲家・飛山桂が郷里・北摂=吹田、高槻、茨木、摂津、島本町など三島地域の自然と四季の変化を音楽で表現した作品。歌詞は、北摂が文化の中心でもあった平安時代前期の歌集『古今和歌集』より選択。尺八、三絃(三味線)、箏(琴)の三曲合奏の響きと共に味わっていただく。日本古来の五音音階を用い、和声的処理をしない一方、西洋の対位法に近い作曲方法をとったと云う。西洋音楽になれた現代の日本人に、より日本伝統の音色を味わってもらいたいという、飛山氏のこだわりと願いがこもった作品ともいえる。特に最終章『巡る春〜見山〜』は児童合唱をうまく取り入れ、未来や希望を感じさせる名曲ではないだろうか。 また本CDは「郷土から世界への発信」をテーマにしており、ジャケットには郷土の版画家・田主誠氏の版画『竜王山から淀川を望む』を使用。また上質の英文解説も、日本語解説共に掲載されている。丁寧に制作された郷土愛に溢れた1枚。品がよく、どこかホッとする日本の音色をお楽しみください。 【三弦】:山川芳子
【 箏 】:飛山百合子
【尺八】:三好芫山
【児童合唱】:たんぽぽ少年少女合唱団


三曲合奏・北摂四季の譜 収録楽曲


  • 春 《古曽部》

    見る人も なき山里の櫻花 ほかの散りなん あとに咲かまし (伊勢)

  • 夏 《穂積》

    夏の夜の 伏すかとすればほととぎす 鳴く一声に 明くるしののめ (紀貫之)

  • 秋の一 《垂水牧》

    秋の野の 草の袂か花すすき 穂に出でて招く 袖と見ゆらむ (在原棟梁)

  • 秋の二 《安威》

    白雲に 羽うちかわし飛ぶ鴈の 数さえ見ゆる 秋の夜の月 (詠み人知らず)

  • 冬 《水無瀬》

    大空の 月の光し清ければ 影見し水ぞ まず凍りける (詠み人知らず)

  • 巡る春〜児童合唱つき〜 《見山》

    春の色の いたりいたらぬ里はあらじ 咲ける咲かざる 花の見ゆらむ (詠み人知らず)


商品コード : IS81212N09546
価格 : 2,933円(税込)
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