お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

『清貧の思想』で知られる作家・中野孝次氏とその愛犬ハラスとの、家族として過ごした十三年の歳月を綴った名作『ハラスのいた日々』の朗読ＣＤ。
　愛犬や愛猫は、ほとんどの場合、私たちより後に家族に加わり、悲しいけれど多くは私たちより先に逝ってしまいます。弟や妹、子供を失うような大きな悲しみが私たちに押し寄せます。でも、私たちは彼がいたから、幸せでした。寂しいときも、つらいときも、そんなときこそなぜかそばに寄り添っていてくれた家族。そんな彼らとの限られた時間を大切に、大事に過ごしたいと思わせてくれる名作です。
　中野さんの愛犬ハラスへのたくさんの思い出と、感謝と、あふれんばかりの愛情がたっぷり詰まった『ハラスのいた日々』。透明感のある声で人気の女声朗読家wis（ないとうさちこ）さんの朗読でお楽しみください。
全ＣＤ６枚組／387分収録。

ハラスのいた日々〜中野孝次と愛犬ハラスとの13年〜 収録内容

そもそもの初め ／ 名の由来 ／ 始まった犬との日々 ／ 牛乳パックをくわえてくる ／ ボール探しの天才 ／ 仇な牝犬にひっかかる ／ 遊びをせんとや生れけむ ／冬山で彼がとくに〜 ／ 犬の表情、および待つ犬 ／ 生涯の一大事件 ／ 渓流をはさんで〜 ／ 二月四日、どちらも〜 ／ 事件の後で ／ 老いいたる ／ 大災難 ／ つらい日々 ／ 亡きあと