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【朗読】 文豪たちの紀行文学・旅文学:北海道・沖縄・屋久島編(CD2枚組)

石川啄木、国木田独歩、林芙美子、柳宗悦、柳田國男など近代日本を代表する文筆家が書き残した紀行文、旅文学を朗読にてお楽しみください。小説『放浪記』に代表されるが如く、放浪の中に生き、己を表現した林芙美子。各地の名勝を発掘し旅作家の草分けと謳われる大町桂月。近代文学史にその名を遺す国木田独歩に柳田國男、民芸の美を世に伝えた柳宗悦、青春の蹉跌を北の大地に癒した石川啄木など、錚々たる方々の旅との対話、ぜひお聞きください。



文豪たちの紀行文学:北海道・沖縄・屋久島編 朗読内容


  • 北海道・摩周湖紀行

    【著:林芙美子】 摩周湖湖畔の宿で1か月滞在した林芙美子氏が、自然と共に暮らす日々を書き記した紀行文学の名作。「生きていることは愉しい」の一言に林芙美子の価値観と万感の歓びが込められている。
    (朗読:石原広子/全27分)

  • 北海道・雪中行

    【著:石川啄木】 石川啄木らしい、美しく精美な形容ながら、どこか陰のある視点を感じさせる紀行文。小樽から旭川へ向かう車中から見る景色を描いている。
    (朗読:石橋みや子/全16分)

  • 北海道・空知川の岸辺

    【著:国木田独歩】 「人はただ生存そのもの、自然の一呼吸の中に託されていることを感ずるばかり―」。開拓地を求めて石狩平野を歩く若き日の国木田独歩。原始の大森林の中で彼が感じた大自然の中の小さいな命である自分を赤裸々に記した作品。
    (朗読:水谷恵美子/全19分)

  • 北海道・層雲峡から大雪山へ

    【著:大町桂月】 「富士山に登って山岳の高さを知れ、大雪山に登って山岳の大いなるを語れ」の銘文で始まる山岳紀行の傑作。大雪山に連なる層雲峡を「鬼神が天上に楼閣を造れるかと思わんばかり」と絶賛する部分も有名。
    (朗読:桑原信子/全13分)

  • 屋久島・屋久島紀行

    【著:林芙美子】 「鋭利な知恵を必要としない自然、老境に入った都会を見捨てて、柔らかな山ふところに登りつめ、私はその楽しみの飽くことを知らない。山の精力が細かな種子になって降る」と詠んだ林芙美子の屋久島の放浪紀行文。大自然の中で“自分”を客観的に見、大きな命の流れを楽しむ作者の心の強さ、嫋やかさを感じる一作。
    (朗読:石原広子/全40分)

  • 沖縄・沖縄の思い出

    【著:柳宗悦】 「沖縄の音楽や踊りは、日々の暮らしの中に滲みこんでいて、むしろ暮らしがそれらの物の中にあり、それがない所に、暮らしがない有様です」。日本の民芸を深く愛し、研究し続けた柳宗悦は長く滞在した沖縄の有りようをそう語った。常々の日々の生活に育まれた美の世界を沖縄に求めた作品。
    (朗読:飯田明子/全17分)

  • 沖縄・島の人生

    【著:柳田國男】 「諸君の不兵には限界があってはならぬ。広い共通の不平を深く掘り下げて研究してみようではないか」。沖縄をはじめ宮古島、八重島をも巡った柳田國男氏。青年への熱いメッセージを語りかける沖縄紀行文。
    (朗読:佐藤遊歩/全14分)



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