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【朗読】 田山花袋の紀行文学〜陸奥・東北編(CD2枚組)

日本自然主義文学の旗頭、田山花袋。華美な装飾や極端な創作を避け、真実をありのまま、書き記すその手法は1900年代初頭の日本文学を牽引した。田山花袋の紀行文学は、自然主義文学の客観的かつ構成力あふれる視点を存分に発揮しており、読者が、あなた自身が旅行に行っているかのような、その土地の風に吹かれているような錯覚を与えてくれる。
文豪・田山花袋の紀行文学を、心地よい朗読でお味わいください。


日本紀行文学集:陸奥・東北編 朗読内容


  • みちのく・並木つたい

    松尾芭蕉の言葉に導かれ、新しき『奥の細道』を求め、旅に出る田山花袋。東京を出発し、日立の並木道に沿って、牛久沼、土浦、利根川、霞ヶ浦、筑波、水戸、大和田と歩を進め、磯原の海に佇む『幻の夫婦島』への至る。『みちのく』は田山花袋紀行文集のプロローグ部である。
    (朗読:石原広子・飯田明子ほか/全35分)

  • みちのく・峠を越えて

    母の故郷、山形へ向かう田山花袋。平潟、勿来の関、松川浦、松島、中尊寺、北上川、盛岡、国見峠を越え、秋田に入る。鳥海山を巡り、雄物川を超えると山形が見えてくれる。
    (朗読:石原広子・飯田明子ほか/全32分)

  • 東北・青森

    田山花袋の紀行文、本章は八戸から。亡くなった人に逢えるという恐山、浅虫温泉を経て、青森、古都・弘前へと至る。
    (朗読:武田たか子/全8分)

  • 東北・秋田

    地元の人が口をそろえて日本一と謳う男鹿半島を起点に、象潟、奥州の大河・能代川を筏で下り、その風情を味わい秋田へと。
    (朗読:武田たか子/全8分)

  • 東北・山形

    月山を仰ぎつつ、将棋の町・天童から入る。芭蕉の思いを探りつつ、最上川、山形、鶴岡、酒田を巡る。
    (朗読:武田たか子/全8分)

  • 東北・岩手

    藤原三代の栄華を伝える中尊寺を訪れ、北上川、盛岡、巌美渓を経、岩手山を越えて三陸海岸へ。三陸を海上から眺める。
    朗読:渡辺京子/全18分)

  • 東北・宮城

    伊達政宗と松尾芭蕉の声を聞きつつ、鳴子の温泉地、塩釜港、仙台の街を巡り、金華山を越え、景勝地・松島、阿武隈川の畔へと。
    (朗読:菅野和子/全18分)

  • 東北・福島

    須賀川、郡山、会津若松、猪苗代湖、会津磐梯山、福島、飯坂温泉、勿来の関と歩む。多様な文化、風土が息づく福島の地を旅する。
    (朗読:市川倶子/全19分)



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