お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

薬師丸ひろ子主演の同名映画『Ｗの悲劇』が有名だが、本作は映画の劇中劇に用いられている。名推理作家エラリー・クイーンの悲劇四部作『Xの悲劇』『Yの悲劇』『Zの悲劇』『レーン最後の事件』へのオマージュとして執筆された。

「あたし、おじいさまを刺し殺してしまった……」の名文句は本作にももちろんある。

和辻財閥の一族が集まり正月を迎えようとしていた夜。女子大生の摩子のこの一言で物語の幕が上がる。部屋では当主与兵衛が殺されており、 一族は事件を隠すべく完璧な偽装工作を行うが、警察はそのひずみに気づく。摩子は与兵衛の妹の子供で、姉二人は早世している。本来、実子がいないはずの与兵衛の隠された 真実や複雑な家庭環境を背景に、隠された意外な真相を追うミステリー小説。朗読は村上麻衣氏。全513分収録。

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