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【朗読】伊集院静『機関車先生』(CD5枚組)

アニメ化や映画化もされた伊集院静の代表作『機関車先生』の朗読CD集。
その私生活から読まず嫌いの方も多い伊集院静だが、「伊集院静という人間は好きになれないが、彼の小説は好きだ」という人も多い。
柴田錬三郎賞を受賞した『機関車先生』は、けっこう賛否の分かれる小説だ。具体性が乏しいという声がある一方、文字に起こされなかった余白にこそ物語があるという声もある。教師として「口をきけない」は致命傷なのか? 小学校の教師とは何を教える人なのか? “生きる”力はなにを伝えれば育まれるのか?
先日、近くの小学校で、時間内に食べきれなかった1年生の子供のデザートを、その子の目の前で懲罰としてゴミ箱に捨てた担任教師がいた。<br> 「何を教えるのか、何を伝えるのか」今一度、自分に問いたださせる作品。
朗読は長尾理保子。全367分収録。


【朗読】伊集院静『機関車先生』 あらすじ


瀬戸内海の小さな島へ赴任してきた臨時の小学校教師・吉岡誠吾。彼の母・文子は島一番の美人だったが、父の反対を押切り、誠吾の父・たつやと駆け落ちをしていた。そのため島の大人には誠吾をよく思わない人も多く、そのうえ誠吾は病気で喉をやられ、話すことができなかった。言葉が話せず教師ができるか!という声もあったが、修平たち島の七人の子供たちは自然に誠吾を受け入れ、口をきかん、ことと身体が大きく強そうなことから『機関車先生』の仇名で慕うようになる。数々の事件が起こるなかで、機関車先生と子供たち、今の人々は次第に心を通わせあうようになるのだが…。


商品コード : IS81212N11301
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