お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

男性が男性であるには意識することが必要なそうだ。女性は「子供を産む」という女性にしかできない一大事業を控えているので、嫌でも女性を意識するそうだが、男性にはそういうものがない。男性のできることはほぼ女性でもできるのだ。
　だから男性は、いつでも男はこうせねば・・・と意識し続けることで、男を維持できるらしい。
　「親父に贈りたい」という視点で朗読CDをセレクトしてみた。今回は男性が男性であろうとする姿を描いた『わたしのグランパ（筒井康隆）』『男の作法（池波正太郎）』に、男が隠している弱さを垣間見せる『父の詫び状（向田邦子）』の３作をセレクト。ぜひお楽しみください。
　歴史には描かれない可能性の世界を、ぜひお楽しみください。プレゼントとや贈りものにもオススメです。

わたしのグランパ　（筒井康隆）

いじめられっ子だった中学生の元に突如現れたム所帰りのグランドパパ（おじいちゃん）。自らの信念を持って堂々と生きるグランパに感化される珠子だが、そんな折、グランパに恨みを持つヤクザたちが珠子を誘拐する・・・。

父の詫び状　（向田邦子）

亭主関白で傍若無人な父。それを支えていた母。ご年配の方には、そんな家庭で育った人も多いです。でも、そんな父の本心は。口に出したことだけが真実ではない。父の心の奥底を少し垣間見てしまった物語。

男の作法　（池波正太郎）

男が男であり続けるのは結構難しい。特に女性の社会進出が不通となった現代社会ではほぼ不可能に近いだろう。でも、それでも男は男であることを自覚しないと役に立たない存在だろう。池波正太郎が男の作法を語ります。