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【朗読】 浅田次郎短編小説集〜聖夜の肖像、ひなまつり〜(CD3枚組)
『小説の大衆食堂』『平成の泣かせ屋』の異名をとる浅田次郎。『聖夜の肖像』と『ひなまつり』は、多くの人が表に出さない心の襞を、
まるで一つのパラレル・ワールドのような世界で描いた作品だと思う。いずれの作品も、しばらく心がジワッとする不思議な余韻に満ちている。
理屈ではない私たち人間の心。浅田次郎は、そういう理屈でないところにこそ人間の魅力があると云っているかのようだ。
浅田次郎の名作『聖夜の肖像』と『ひなまつり』を、朗読家・松谷有梨の朗読でお楽しみください。
聖夜の肖像 / ひなまつり:浅田次郎 あらすじ
- 聖夜の肖像
久子には画家を目指す恋人がいた。父親の反対で恋人と別れ、今の夫と結婚。子供を二人も授かり、20年を経た今もその気持ちを終わらせることができなかった。
健気で一途な夫の愛を受け入れず、心の中で裏切りを続けた。クリスマスの夜、夫は気乗りしない久子を連れ出した。街角で、夫に進められるままに、似顔絵描きに、絵を描いてもらう。
その似顔絵描きは、かつて恋人だった・・・。
- ひなまつり
もうすぐ中学生になる弥生は、キャバレー勤めの母と二人暮らしだった。母は隣の部屋の吉井のことが好きだった。母より一回りも年下だが、弥生は吉井にお父さんに
なってほしいと思っていた。母が仕事で遅いとき、吉井はバイクで寄ってくれる。大事な日には「おひなさま」を買ってきてくれた。
「私がいるからお母さんはお嫁さんになれないのだ」と弥生は考えた。そんなある日、吉井のバイクがダンプに衝突して・・・。
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