トップ > 朗読/読み聞かせ > 小説の朗読 > 時代小説/時代劇原作 > 吉川英治 > 【朗読】黒田如水〜軍師・黒田官兵衛〜:吉川英治(CD8枚組)
【朗読】黒田如水〜軍師・黒田官兵衛〜:吉川英治(CD8枚組)
昭和の文豪・吉川英治の時代小説『黒田如水』。厳密には黒田如水が黒田官兵衛と名乗った若き日を描いた作品だ。終生の師であり、ライバルであった竹中半兵衛との出会いと友情、
官兵衛の運命を大きく変える羽柴秀吉、織田信長との交わり、官兵衛を見出し親族にまで引き上げた旧主・小寺政織はじめ播磨の人々との物語などが描かれる。
我々がよく知っている謀略家・黒田如水ではなく、野心と生き残りに奮闘する青年武将・黒田官兵衛の息吹を綴っている。
朗読は、朗読家・前田弘喜。CD全8枚、550分。吉川英治の絵会をこころゆくまでお楽しみください。
黒田如水〜軍師・黒田官兵衛〜:吉川英治 あらすじ
長篠で武田を破り、いよいよ西進を始める織田信長。播州(兵庫)の小寺家では、毛利につくか織田につくかで評定が難航していた。外様ながら親族に登用された黒田官兵衛は織田支持こそ小寺家繁栄の基と力説。
織田への使者を任じられる。不安定な家中の状況を推し量った官兵衛は道を急ぎ、織田の有力者・羽柴秀吉と面会する。しかし羽柴秀吉はなかなか煮え切らない。小寺の要請をうけ、播磨に進出するとは言わないのだ。
激高する黒田官兵衛。実は秀吉、参謀・竹中半兵衛の言を得て、黒田官兵衛の熱意を引き出し、これをもって織田信長の決断を則そうと考えていたのだ・・・。
而して羽柴秀吉旗下となった黒田官兵衛は、終生のライバルであり友となった竹中半兵衛と作を出し合い、信長と秀吉の覇道を助けていく。順調に進む播磨平定だが、織田信長のあまりにも激しい気性と、
急速な政治的経済的改革は、人々に大きな不安を生じさせ、別所長治らの離反を誘う。そして遂に小寺家や官兵衛とも浅からぬ縁がある摂津の豪族・荒木村重も有岡城に籠城し、反旗を翻すのだった。小寺政織の命を受け、
有岡城に説得に赴く黒田官兵衛だったのだが・・・。
商品コード : IS81212N10761 |
価格 : 5,500円(税込) |
|
日本国
送料:390円〜