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朗読『吉川英治・宮本武蔵』全巻（ＣＤセット全８巻／分売可能）
吉川英治の傑作時代小説『宮本武蔵』。1935年から新聞連載された本作が、その後の『宮本武蔵』のイメージを決めたと云っても過言ではない。自己啓発書としても読まれる『五輪書』を執筆し、二天一流という二刀流の開祖としても知られる宮本武蔵だが、実のところ、その一生の多くは謎に包まれている。吉川英治は遺された資料を基に、宮本武蔵の一生を一歩ずつ積み上げていったと云えるだろう。武蔵だけでなく、彼を取り巻く様々な人々、吉岡清十郎や佐々木小次郎、柳生石舟斎、宝蔵院などの剣豪や武芸者、お通をはじめ朱実、お甲。杉婆などの女性たち、さらに伊織や本位田又八、沢庵和尚など武蔵の人生や人間観に大きな影響を与えた人々が生き生きと個性を持って描かれている。
血湧き、肉躍る、時代小説の名作、『宮本武蔵』を素敵な朗読でおお楽しみください。
著作権処理済商品です。
各巻 15,000円（税別）
下段の選択欄から、お好きな作品をお選びください。
宮本武蔵〜地の巻〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
関ケ原から命からがら逃げ延びた宮本村の武蔵（たけぞう）と本位田又八は、お甲と朱実の母娘に拾われる。一年後、一人故郷に戻った武蔵だが心は憎しみと絶望で遊み果て、次から次へと人を殺める獣のような男に変貌していた。誰もが眉を顰める卑しい男は、流浪の高僧・沢庵和尚に出会いに小さな光明を見出すのだが・・・。（ＣＤ５枚組）
宮本武蔵〜水の巻〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
沢庵和尚の計らいで剣の修行に専念する武蔵。古都・奈良に槍の宝蔵院を訪ねた武蔵は、傲岸な法師、阿巌を瞬殺するが、日観老師に「御身は強すぎる。もっと弱くならにゃいかん」と諭される。敗北感と、修行のため置き去りにしたお通への恋に苦しむ武蔵。さらに柳生新陰流で名高い大和・柳生の庄では止む無く逃亡することに・・・。（ＣＤ７枚組）
宮本武蔵〜火の巻〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
鎖鎌使いの宍戸梅軒との邂逅を経て、父・無二斎の宿敵・京都の吉岡道場に乗り込んだ宮本武蔵。祇園藤次に続き、京都、蓮台寺野にて、吉岡一門の頭領、吉岡清十郎と対決することに。お甲や朱実、猿を連れた少年、お通、さらに武蔵を仇と狙うお杉婆・・・さまざまな人の運命の輪がカタカタと回り始める・・・。（ＣＤ９枚組）
宮本武蔵〜風の巻（１）〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
吉岡清十郎を討ち果たすも、心の虚しさを感じる武蔵。一方、。兄の仇と一門の恥辱を晴らそうと吉岡一門きっての暴れん坊、吉岡伝七郎が名乗りを上げる。場所は蓮華王院三十三間堂。京洛の地に新たな血の歴史が刻まれる。（ＣＤ８枚組）
宮本武蔵〜風の巻（２）〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
三度相まみえる宮本武蔵と吉岡一門の死闘。吉岡清十郎の嫡子・又七郎を奉じる総勢七十余名の憎しみを一身に受ける武蔵。圧倒的不利の状況で次々と挑みくる敵を無心に斬り続ける武蔵だが、武蔵の肉体が限界を迎えたその時、その刀技に光が差す。一乗寺下り松に血の雨が降るとき、二刀流に開眼す。（ＣＤ６枚組）
宮本武蔵〜空の巻〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
敵将とは言え年若い少年を斬り捨てた武蔵。自らへの嫌悪に苦しむ武蔵は剣を捨てることをも考える。夢想権之助、石母田外記らとの出会いを経て、己を磨く旅路、武蔵はよい面構えをした少年、伊織と運命的な出会いをする。一方、武蔵を妬む本位田又八はお通を拐かし、武蔵を苦しめようと考えるのだが・・・。（ＣＤ11枚組）
宮本武蔵〜二天の巻〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
父親を亡くし一人になった伊織を弟子に迎えた武蔵は、改めて剣の道を歩み始める。剣豪・柳生石舟斎の息子にして、幕府剣術指南役・柳生宗矩と相対する武蔵。一方、巌流・佐々木小次郎は、もう一人の剣術指南役・小野忠明と刃を交わす。江戸城へ向かう本位田又八も絡み、物語はクライマックスへと進み始める。（ＣＤ８枚組）
宮本武蔵〜円明の巻〜
【原作】：吉川英治 【朗読】：根本泰彦
出世欲に揺れ、女に惑いながらも己の剣の道を必死に磨き続けてきた宮本武蔵。お通と思いを確かめ合い、宿命の地、巌流島へ向かう。“強さ”を極めんとす巌流・佐々木小次郎。“強さ”を超えんと志す武蔵。幾多の出会い、涙、喜び、哀しみを抱えつつ、物語は大団円の時を迎える。（ＣＤ９枚組）
日本国
送料：390円〜
