お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

作家・有島武郎の代表作を朗読CD化。
恵まれた家庭に育ち、キリスト教徒でもあった有島武郎の童話は、どこか大人びて、同時に青春の青臭さが感じられる。
彼の純真で傷つきやすい精神は、後に人妻との心中という形で終止符をうつのだが、本作収録の『一房の葡萄』『溺れかえた兄妹』『僕の帽子のお話』はどれも白樺派らしい不思議な透明感を感じさせてくれる。
朗読は森山良子。約75分収録。

《朗読CD》有島武郎の童話集　収録内容

• 一房の葡萄

  横浜に住む少年、ぼくは絵をかくのが好きな少年だった。ある日、同級生のジムの持っている絵の具が欲しくてたまらなくなる。我慢しきれず盗んでしまったぼくは、クラスで一番大きくて優秀な生徒に咎められ、先生のもとへ突き出されます。憧れの先生の前に泥棒として突き出されたぼくは・・・。（約25分）

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• 溺れかけた兄妹

  ９月のある日、おばあさまが止めるのを無視して海に泳ぎに行った私と妹とＭ。ところが海に入ってみると想像以上の波と引き潮の強さに、３人は溺れかけてしまいます。特に泳ぎがほとんどできない妹と、少ししかできない私は・・・。なんとか助かりたい、私は溺れかけている妹を見捨ててしまい・・・。 （約26分30秒）

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• 僕の帽子のお話

  僕はお父さんに買ってもらった帽子をとても大切にしていた。寝るときもいつも握りしめているほどだ。ところがある夜、目を覚ますと帽子がどこにも見つからない。探し回った挙句、やっと格子戸に挟まっているのを見つけます。ところが手を伸ばしてとろうとすると、風もないのに帽子が一人でフラフラ、スイスイ逃げていってしまい・・・（約23分20秒）

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