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宮沢賢治童話朗読集A〜注文の多い料理店、なめとこ山の熊、どんぐりと山猫、カイロ団長〜(CD2枚組)
宮沢賢治文学を代表する6作品を、加藤剛、矢崎滋が朗読したCDセット。
菜食主義者だった宮沢賢治が殺生を生業とする猟師という職業をどう見つめていたかを書き綴った『なめとこ山の熊』、生前の宮沢賢治が唯一発刊した童話冊子『注文の多い料理店』に掲載され、強烈な風刺が魅力の『どんぐりと山猫』と『注文の多い料理店』、資本主義社会の歪を諷刺したダークな童話、『カイロ団長』を収録。
宮沢賢治童話朗読集A 収録内容
- どんぐりと山猫 【朗読】 加藤剛
少年、一郎の元に届いた一通の手紙。森の山猫から届いた手紙には、明日森で面倒な裁判があるので、それに出頭してほしいということが書かれていた。翌日、森では、山猫を判事に、どんぐりたちが誰が一番偉いかを裁判で争っていた。ええかっこしいだが判決を出せないでいる山猫に、一郎は昔聞いた法話を話し、一計を授けるのだった・・・。
- なめとこ山の熊 【朗読】 矢崎滋
なめとこ山で熊狩りをして生計を立てる猟師の小十郎は、熊を殺すたびに胸を痛め、熊の皮と肝を売り、幾許かの金を得るたびに惨めな気持ちになっていた。彼が泣くような気持ちで奪った命は商人に安く買い叩かれてしまうのだ。ある時、彼は熊に、なぜ自分が撃ち殺されるのかを問われる。理由をこたえ、申し訳なく思っていることを告げると、熊は2年間待ってほしいと答えるのだった。そして・・・
- 注文の多い料理店 【朗読】 加藤剛
猟に来て、山中に迷い込んだ2名のブルジョア青年。猟犬が泡を吹いて死んでも悲しむでもなく、金銭面の損失を言い合う二人だったが、迷った先で一軒のレストラン、山猫軒に出くわす。安堵した二人は、中に入っていくが、とにかく食事にありつくまでに注文が多い。これもおいしい食事にありつくため、とよい風に解釈し、奥に入っていく青年たちだったが、実は・・・
- カイロ団長 【朗読】 矢崎滋
虫仲間から仕事を請け負って楽しく働いていた30匹のアマガエルたち。ある時、たまたま通りかかった道端で、舶来ウィスキーを売る一匹のトノサマガエルに出会います。トノサマガエルに進められ、舶来ウィスキーを飲みほしたアマガエルたちでしたが、料金を払うことができず、トノサマガエルの家来にされてしまいます。
商品コード : IS81212N08468 |
価格 : 4,400円(税込) |
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